東映アニメコミック MIPCOMでモバイルTV賞受賞 | アニメ!アニメ!

東映アニメコミック MIPCOMでモバイルTV賞受賞

 10月8日から12日までフランス・カンヌで世界最大の映像番組のトレードショーMIPCOMが開催されている。
 このMIPCOMを代表するイベントMIPCOMモバイル&インターネットTVアワード(モバイルTV賞)が10月10日発表され、このなかの主要9部門のひとつモバイルor映画

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 10月8日から12日までフランス・カンヌで世界最大の映像番組のトレードショーMIPCOMが開催されている。
 このMIPCOMを代表するイベントMIPCOMモバイル&インターネットTVアワード(モバイルTV賞)が10月10日発表され、このなかの主要9部門のひとつモバイルor映画チャンネル賞(Best made-for-mobile or film channel)を「東映アニメコミック」が受賞した。
 
 「東映アニメコミック」は、携帯・インターネットビジネスに積極に取り組む東映アニメーションの携帯向けのサービスのひとつである。テレビアニメをマンガの様な静止画に分割し、アニメ番組をあたかもマンガの様にモバイル上で楽しむサービスである。
 現在、『北斗の拳』や『銀河鉄道999』、『ふたりはプリキュア』など15作品が国内で展開されている。携帯コミックが大きく普及するなかで、アニメとマンガの中間にあたる新たなコンテンツとして注目されている。

 MIPCOMは、世界最大のテレビ番組・映像のトレードショウと知られており、日本からも番組制作会社、テレビ局、広告代理店、商社など多数の企業が参加している。日本のアニメ関連企業の参加も多い。
 今年のMIPCOMには、世界98国から4216社12509人のテレビ・映像関係のビジネスパーソンが集まった。
 モバイルTV賞は、そうしたMIPCOMが、拡大するインターネットとモバイルビジネスを視野に入れて設けている。既存のテレビ番組だけでない新時代のコンテンツの取り込みを目指した戦略イベントである。

 他の部門ではインターネット向けのコンテンツなどが受賞しているが、モバイルor映画チャンネル賞では東映アニメの技術とアイディアが評価されたかたちとなった。専門家の場での今回の受賞は、「東映アニメコミック」の試みを世界にアピールするよい機会になったといえる。
 このほか日本からは、インデックスと日本放送協会が共同開発した新しい動画コンテンツのための携帯向けのアプリケーション『Mojie(旧称:Yomu.TV)』が、Special Mention(審査員奨励賞)を受賞している。

東映アニメーション /http://www.toei-anim.co.jp/
   東映アニメコミック /http://www.toei-anim.co.jp/keitai/keitai_anikomi.html

MIPCOM / http://www.reedmidem.com/v3/Shows/Mipcom/ja/
   /MIPCOMモバイル&インターネットTVアワード
《animeanime》
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