日本動画協会 アニメ感想グランプリ募集開始(12/26) | アニメ!アニメ!

日本動画協会 アニメ感想グランプリ募集開始(12/26)

 日本動画協会は、来年開催される東京国際アニメフェアに合せて、中学生以下の子供たちを対象にした「アニメ感想文グランプリ~アニメキャラクターへの手紙~」を開催する。
 主催を日本動画協会が行うほか、東京国際アニメフェアが協力、毎日新聞社と毎日小学生新聞

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 日本動画協会は、来年開催される東京国際アニメフェアに合せて、中学生以下の子供たちを対象にした「アニメ感想文グランプリ~アニメキャラクターへの手紙~」を開催する。
 主催を日本動画協会が行うほか、東京国際アニメフェアが協力、毎日新聞社と毎日小学生新聞が後援する。
 
 コンテストは、小学校低学年の部(小学校入学前、1~3年生)と小学校高学年の部(4~6年生)と中学生の部門からなる。応募全作品のなかからグランプリ1名と部門ごとに準グランプリ1名ずつが選ばれる。
 受賞者は来年3月に開催される東京国際アニメフェア2007の表彰式で発表されるほか、動画協会のホームページでも発表され全文掲載がされる。

 日本動画協会は、2003年より東京財団と共同で「アニメ感想文(評論)コンクール」を4度主催した。しかし、来年から「アニメ感想文(評論)コンクール」はなくなり、子供を対象とした「アニメ感想グランプリ」に引き継がれるようだ。
 子供向けのコンクールは、子供たちのアニメに対する関心を高める効果が期待され意義が深いものである。しかし、一方で昨年まで行なわれていたアニメ評論家を育成する場である「アニメ感想文(評論)コンクール」がなくなったのは残念なことでもある。

 それは「アニメ感想文(評論)コンクール」が、アニメ評論を育成する数少ない場だったためである。当初のコンクールが目指したアニメ文化を活性化させるために、アニメ評論文化の育成が途切れることになる。
 「アニメ感想文(評論)コンクール」の中から毎年優れた書き手が、何人も誕生することはないだろう。また、コンテンスト受賞者が、その後に実際に評論活動を行なう場がどのくらいあるかや運営資金の問題なども存在する。

 しかし、アニメの製作本数が増えてアニメファン間ですら、とても観きれない、何を観ればいいか判らないとの声がある。そうした時代だからこそアニメ評論という書き手を育てる場に意味があったように思える。

/日本動画協会  /アニメ感想文グランプリ~アニメキャラクターへの手紙~
《animeanime》
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