2005.06.10
アニメ新雑誌創刊 インデックス
携帯端末を利用した情報配信大手企業インデックスは、子会社インデックス・マガジンから新たなアニメ雑誌を発売する。新雑誌のタイトルは『アニメーションRE(アールイー)』で7月号からの発刊になる。キャッチフレーズは“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン”である。
インデックスはアニメ制作会社マッドハウスや玩具会社タカラの大株主であり、先頃のタカラとトミーの合併では仲介役として注目を浴びた。さらに、タカラ、トミーと共同でキャラクターコンテンツの管理会社タカラトミーネットワークスの設立や大手地上波放送局とのコンテンツ提携といったアニメを含む幅広いコンテンツ産業に意欲的に取り組んでいる。今回の新雑誌創刊は、こうした流れの中でキャラクタービジネスの相乗効果を狙ったものだと考えられる。
現在、新雑誌の情報はインデックス・マガジンには公開されていないがアマゾンドットコムでは予約の受付を開始している。アマゾンドットコムの紹介によれば、当面は隔月刊で発刊し、その後月刊化を目指すという。
雑誌の内容は、巻頭特集が劇場版『鋼の錬金術師』と制作会社BONSEである。そのほか『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』や声優の能登麻美子、アニメーター逢坂浩司などが取り上げられる。
表紙の見出しだけで見る限りでは、『アニメージュ』や『ニュータイプ』型の総合雑誌を目指しているようだ。しかし、総合誌ではこの2誌が安定した人気をつかんでいるほか、『アニメディア』がやや男性読者より、昨年秋創刊の『PASH!』が女性ファンよりの編集を行っており市場環境は厳しい。当初の隔月刊でこうした雑誌に対するには激しい競争が予想される。
しかし、インデックスはマッドハウスやタカラ、トミーといった業界の有力企業との関係や大手地上波放送局との関係から魅力的なコンテンツを提供出来る可能性が高い。また、他の事業との相乗効果を狙い、豊富な資金力で長期的に雑誌を育てるつもりであれば人気雑誌に育ってくるチャンスもあるだろう。
(情報元 編集長メモ 新雑誌「アニメーションRE」)
posted by animeanime : 00:00 | コメント (0) | トラックバック
2005.01.03
女性のためのアニメ雑誌 米国で発売
女性アニメファンの増加が注目される米国市場で、“The Anime For Girls magazine”のタイトルで女性向けのアニメ雑誌が発売された。発売元は、アニメ関連のコレクタブルアイテムの情報誌を出版しているベケット・バブリケーション(Beckett Publications)である。ベケットパブリケーションによると、アニメ流通業者やアニメコンベンションなどで報告されるアニメ・マンガの12歳から20歳の女性市場の大きさと成長に注目し、出版に踏み切ったという。
特集には、今、最も人気のある『犬夜叉』を取り上げている。価格は、米国で6.99USドル、カナダは9.99カナダドルになる。アニメショップをはじめトイザラスやウォルマートといった量販店でも購入可能である。発行予定部数は不明である。
ベケット・バブリケーション(Beckett Publications)
posted by animeanime : 15:17 | コメント (0) | トラックバック
2004.12.26
英国でアニメーション新情報誌 来春創刊
アニメーション産業の情報を主に取り扱う英国系のオンラインマガジンSkwigly Magazineは2005年春に英国で新たな総合アニメーション情報雑誌を発売すると予定である。この雑誌は、『ビッグ アニメーション マガジン』のタイトルで、英国だけでなく、米国など世界のアニメーション産業の情報を広く扱っていく予定である。雑誌はおよそ68ページからなり、隔月刊で価格は店頭価格が£3.5(約700円)、オンランイン販売で£2.2(約440円)になる。当初の部数は1万部を予定している。記事の中には、3Dアニメ、2Dアニメなど様々なアニメーションが含まれるとされるが、現在のウェッブサイトでは日本アニメの情報は多くない。
スミス氏の運営するウェッブサイトSkwigly Magazineは2004年の初めに開設され今では、アニメーターやライター、アーティスト、ファンを中心に月間平均8万アクセスがあるという。今回の雑誌は、これまでウェッブサイトでの経験を生かした構成になるという。
posted by animeanime : 14:49 | コメント (0) | トラックバック
2004.09.19
アニメ雑誌が一杯
9月10日に主婦と生活社からアニメ雑誌『PASH!』が創刊された。巻頭特集には、『鋼の錬金術師』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、『蒼穹のファフナー』と女性アニメファンに人気のある作品を集中的に取り上げている。また、ボーイズラブゲームを取り上げるなど、読者のターゲットを女性ファンのみに絞った初の女性向けアニメ雑誌である。
近年、女性アニメファンは増加しており、アニメのヒットにも大きな力を発揮すると言われている。既存のアニメ雑誌でも女性読者を意識した誌面作りが増加している。しかし、実際にはこれまでの男性アニメファンの存在も無視出来ない。男性アニメファンに根強い人気の美少女中心のアニメと女性に人気のある作品の両立はしなかなか難しいものがあるし、同じ作品であっても読者に男性を想定するか、女性を想定するかで取り上げかたは大きく異なってくる。それだけに、男性ファンを切り捨てることで、既存のアニメ雑誌の間に割って入ろうとする『PUSH!』の動向に注目したい。
また、本年5月には、日本経済新聞社のグループ会社の日経BP社が『日経キャラクターズ』を隔月刊のアニメ雑誌として創刊している。こちらは、アニメ雑誌としては珍しいビジネス系の出版社からの発行で、アニメをビジネス面から捉える一方、制作会社のスタッフの声も積極的に取り上げている。
ガンダムシリーズやプロダクションIG、ゴンゾなどの作品の取り扱いが大きく、これまでアニメ雑誌の読者と考えられてこなかった20代から30代のハイエンド作品志向のファンを読者として想定しているようだ。
アニメ雑誌は今までアニメファンという限られたパイを取り合うことで成り立ってきた。それに加え、常に複数誌が並立する過当競争の市場でもある。そして、これまでは数多くのアニメ雑誌が創刊されては消えて行くことを繰り返して来た。
現在、収益性の高いビジネスとしてアニメがにわかに注目されている。これに伴い、アニメの制作本数はうなぎ登りで半期に100本とも言われている。アニメの海外市場も着実に広がっている。このブーム乗ったともいえる創刊であるが、実際には国内アニメ市場はさほど広がっていない。DVDを始めとするアニメ作品も限られたパイを争っているのが現状である。今年創刊の2誌も、そうした点から、これまでとは異なった層にアプローチしているのだろう。
PASH!
日経キャラクターズ
徳間書店(アニメージュ)
ニュータイプ
アニメディア
電撃アニマガ
ファンロード
Megami マガジン


