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2009年05月17日
企業決算 ]
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 総合エンタテインメント企業のセガサミーホールディングスは、5月13日に平成21年3月期(20年4月~21年3月)の決算発表を行なった。連結売上高は4291億9400万円と前年比で6.5%減少となったものの、平成20年3月期に赤字だった営業利益は83億6300万円、経常利益は66億3600万円と黒字に転換した。
 一方で家庭用ゲームソフト事業関連、アミューズメント施設事業関連を中心に302億円の特別損失が発生したことから、当期純損失が228億8200万円となった。前年の当期純損失524億7000万円より赤字幅は縮まったとはいえ、2年連続の巨額の最終赤字で一年間を終えた。

 これはアミューズメント施設事業やセガを中心とするコンシューマ事業が不調だったためである。両事業とも、営業利益は通期で赤字であった。一方で、パチンコ遊技機が好調だった遊技機事業は好調だった。遊技機事業の売上高は前年比10.9%増の1624億9000万円、営業利益は145億2800万円(同72.1%増)である。
 パチンコ遊戯機の中でも『ぱちんこCR北斗の拳』が、21万3000台と大きなヒットとなっている。また、『デジハネCR北斗の拳ユリア』も4万9000台と『北斗の拳』ブランドが強さを発揮した。このほか『CR桃太郎電鉄』シリーズが3万1000台、アニメ原作のキャラクターでは、『CRサムライチャンプルー』が1万8000台のヒットになっている。

 アミューズメント機器事業では、販売を計画していた大型タイトルの開発の一部を中止した。売上高は654億3000万円(前年比13.2%減)、営業利益は68億9000万円(同3.7%減)である。
 アミューズメント施設事業は低調だった。業界の不振もあり売上高は713億3000万円と前年比で21.8%減少し、営業損失75億2000万円を計上した。こうしたことからセガサミーHDは、国内施設事業のうち将来性、収益性の低い110店舗を閉鎖することを決定した。

 コンシューマ事業では、国内の家庭用ゲームソフト事業が厳しかった。『ファンタシースターポータブル』や『龍が如く3』は好調だったが、全体では低調に推移した。一方海外では『Mario & Sonic at theOlympic Games』、『Iron Man』、『SonicUnleashed』などが好調で、米国では販売本数1249万本、欧州で1273万本となった。
 玩具販売事業でも国内販売が低調で、海外では米国で『爆丸』が好調に推移した。こちらも国内低調、海外好調と国内小売市場の弱さの影響を受けたかたちである。
 トムスエンタテインメントが行なうアニメーション映像事業はネット配信などが増加したが、国内番組販売とビデオグラム販売が減少した。コンシューマ事業全体では、売上高は1316億6400万円(前年比7.5%減)、営業損失が9億4100万円である。

 平成22年3月期の見通しについては、売上高は4200億円とほぼ前期並みとする。しかし、営業利益は270億円(前期比222.8%増)、経常利益は260億円(前期比291.8%増)を目指す。当期純利益も150億円と、業績の大幅な改善を見込んでいる。
 計画の実現にはタイトル数を絞り込んだコンシューマ事業の家庭用ゲームソフト事業の反転と、コンシューマ事業の黒字化が鍵になるだろう。

セガサミーホールディングス http://www.segasammy.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.05.17
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