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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年04月24日
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 アニメ製作会社のゴンゾは、4月24日の取締役会で、同社のアニメーション事業のうち3DとVFXの映像作品の企画や制作、編集事業を行うデジタル映像部門を株式会社グラフィニカに売却することを決定した。グラフィニカは、映像のポストプロダクション大手のキュー・テックが設立する新会社で同社の100%子会社である。
 資本金は2000万円、4月30日に設立され、同日付でゴンゾよりデジタル映像部門を引き継ぐ。譲渡価格はデジタル関連機材などの固定資産 帳簿価格 1670万円に営業権を加算し、3000万円となる。

 デジタル映像部門の平成20年の売上高は1億700万円、同社の全体の売上げの1.6%にあたる。しかし、今回の発表では、新会社に転籍する従業員は全社員80名のうち25名、3割強にあたる。
 今回の事業譲渡の目的についてゴンゾは、アニメ事業のスリム化の一環で、固定費コストの削減による財務体質を改善をし、収益性の高いスタジオ作りに注力するためとする。高コスト部門が切り離されたかたちである。
 
 一方で、デジタル映像部門は、『青の6号』や『戦闘妖精雪風』といった作品で、デジタル映像に強いゴンゾというブランドを築いてきた。また、これがゴンゾの映像クオリティの魅力を高めていた。 
 今回のデジタル映像部門の売却で、今後のゴンゾの作品ライナップにも変化がでそうだ。

 キューテックは、映像作品のポストプロダクション、編集の大手企業である。特にアニメーション分野を得意としており、この分野で存在感が大きい。映像制作も行っているが、主力事業とは言えなかった。今回ゴンゾのデジタル映像事業部門を買収することで、この分野に本格的に進出することになる。
 新会社は従業員60名が予定されている。このため買収事業に加えて、現在同社の持つ制作事業や編集事業のうちデジタル関連事業が新会社に統合されるとみられる。

ゴンゾ http://www.gonzo.co.jp/
キュー・テック http://www.qtec.ne.jp/

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posted by animeanime at 2009.04.24
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