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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年03月26日
ヨーロッパ ]
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 大手アニメ会社の東映アニメーションは、北ヨーロッパと東ヨーロッパ地域でテレビアニメシリーズ『ドラゴンボール』の新しいライセンス契約を行なった。東映アニメーションは、ストックホルムに本社を持つライセンス会社プラス・ライセンスAB(Plus Licens AB)を、両地域のライセンス販売の代理店として決定した。
 プラス・ライセンスABが扱うライセンスには、『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』の3作品508話のテレビ放映、映像パッケージ化の権利加えて、商品化権も含まれる。ただし、ゲーム化権と出版権は含まれない。

 プラス・ライセンスABは、北ヨーロッパ有数の規模のライセンス会社で、独立系としてはヨーロッパ最大となっている。特にテレビ番組関連のライセンス事業とデザイン関連のライセンスに強みを持っている。 
 また同社はスウェーデンのほか、ポーランド、ロシア、ウクライナ、チェコ、ハンガリー、ブルガリアなど東ヨーロッパから北ヨーロッパの広い地域で事業展開を行っている。『ドラゴンボール』のビジネスが、ロシアを含めた広大な地域、市場に一気に拡大することになる。今後の、『ドラゴンボール』の事業展開が注目される。

 『ドラゴンボール』シリーズは、古くから西ヨーロッパ地域では人気がある。しかし、東ヨーロッパや北ヨーロッパでは、東映アニメーションは十分な事業展開が出来ていなかった。それは、各国ごとの市場が小さいこともあり、事業展開のコストが高くなりがちなことも理由とみられる。
 しかし、今回は同地域に強みを持つプラス・ライセンスABとライセンス契約を結ぶことで、今後はこれらの地域でのビジネスの拡大が期待出来る。特に、広い地域でテレビ放送が実現すれば、関連商品市場も広がる。『ドラゴンボール』の事業はより強固になるだろう。

 東映アニメーションがヨーロッパ地域で新たにライセンス契約を結ぶのは、昨年暮れのTF1とTLCドイツに続くものである。両社と東映アニメーションのライセンス契約は、今回のプラス・ライセンスABとほぼ同様の内容である。TF1がフランスを中心としたヨーロッパフランス語圏、TLCドイツはドイツ語圏をカバーしている。
 今回の契約で東映アニメーションは、西ヨーロッパから北ヨーロッパ、東ヨーロッパと、ヨーロッパ全体のかなりの市場で新たなライセンス事業を始めることになる。そしていずれの契約も、ライセンス事業に定評のある地元の有力企業と手を組んでいるのが特長である。

 国内では『ドラゴンボール改』の放映により、『ドラゴンボール』の事業は、2009年からより活発化している。これと同様に、2008年、2009年からヨーロッパ地域でもアニメ『ドラゴンボール』が再活性化されることになる。
 『ドラゴンボール』は、国際的によく知られたキャラクターだけに、今回の新しいマーケティングにより、同ブランドは、益々ロングランの有力キャラクターになりそうだ。

東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/
東映アニメーション ヨーロッパ(TOEI ANIMATION EUROPE) 
http://www.toei-animation.com/en/

プラス・ライセンスAB(Plus Licens AB) http://www.pluslicens.se/

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posted by animeanime at 2009.03.26
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