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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年01月29日
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 東映アニメーションとNHKの子会社NHKエディケーショナルは、オリジナルの短編アニメ『マリー&ガリー』を共同製作する。『マリー&ガリー』は、3月31日の19時25分から毎週火曜日NHK教育テレビで放映される新番組『すイエんサー』内で放送される。
 番組は中高生が抱く素朴な疑問を解決していく科学エンタテインメント番組だ。ゴスロリ風ファッションの少女キャラクター マリカとオヤジ科学者のガリレオが、ギャグや音楽を盛り込みながら科学を楽しく紹介する。番組は各話5分で展開する。

 『マリー&ガリー』のNHK教育での放送は、東映アニメが制作したアニメ新番組の30年ぶりのNHKでの放送になる。NHKで放映された東映アニメの最後のアニメ番組は、1978年から79年に製作された『キャプテンフューチャー』である。
 日本最大のアニメ制作会社である東映アニメと複数の放送局で大量にアニメを放映するNHKの距離感は意外な印象を与える。これは東映アニメが自社制作のアニメの権利は原則自社が持つ方針持っている一方で、NHKも自局で放送する番組の権利は原則自局で持つ方針を持っていたことに関係があるかもしれない。
 今回の東映アニメとNHKグループの共同製作は、アニメビジネスを取り巻く環境が大きく変わりつつあることを表していそうだ。

 また、別の面でも『マリー&ガリー』は、東映アニメの新しいビジネスモデルを感じさせる。作品が5分ものミニ番組となっている点である。
 東映アニメは、近年まで30分シリーズのテレビアニメシリーズや劇場用長編アニメを主要な製作事業としてきた。しかし、2008年にはウォルト・ディズニーとの共同製作である『ロボディーズ -RoboDz- 風雲篇』や30分で短編アニメ3本からなる『うちの三姉妹』など、短編アニメの製作に力を入れ始めている。

 こうした短編アニメの重視は、やはり近年同社が力を入れているモバイル事業やインターネット事業と結びついている可能性がある。インターネット、特にモバイルでは、現在の主流の正味23分のテレビシリーズよりも短い尺のアニメが好まれるとされているからだ。
 東映アニメとNHKの新たな協力関係の構築、短編アニメ製作のさらなる強化、『マリー&ガリー』は同社のビジネス展開において注目される作品である。

東映アニメーション http://corp.toei-anim.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.01.29
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