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2008年12月30日
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 コナミの米国現地法人であるコナミ デジタル エンタテインメント(Konami Digital Entertainment, Inc.)が、12月11日に発表した『遊戯王』トレーディングカードゲーム(TCG)の世界事業の引継ぎに暗雲が漂っている。
 12月11日の発表では、コナミは、これまで同社からライセンスを得て欧米地域で『遊戯王』TCGを展開しているアッパー・デック・エンタテインメント(Upper Deck Entertainment)から、これを引き継ぐとしていた。しかし、アッパー・デック・エンタテインメントは、これに抵抗をする構えのようだ。

 米国のポップカルチャー業界情報のICv2によれば、アッパー・デックのヨーロッパ会社アッパー・デック・インターナショナル(Upper Deck International)は、12月24日にオランダの裁判所にコナミの事業引継ぎの差し止めを訴え、これが認められたとしている。
 さらに12月30日には、逆に米国でコナミが起こしたアッパー・デックの『遊戯王』TCG事業の差し止め命令が裁判所によって却下されたとしている。これによりICv2は、米国の『遊戯王』TCG事業は引き続きアッパー・デックが行なうだろうと報じている。

 ただし、ICv2の情報はアッパー・デック側のコメントのみを掲載しており、アッパー・デックから得たものと見られる。一方、コナミ側は、12月11日以来この件に関するリリースやコメントを一切行なっていないとみられる。
 報道ではいずれもコナミがアッパー・デックとの契約を打ち切る理由がないとされたとしているが、その理由は述べられていない。この決定が一時差し止めの却下なのか、アッパー・デックのライセンス終了自体が無効と判断されたのかも不明で、依然、『遊戯王』TCGを巡るコナミとアッパー・デックの争いの現況は見えていない。

 しかし、今回、コナミが米国でアッパー・デックの『遊戯王』TCG事業の差し止め請求を行なったことは確かなようだ。このことはヨーロッパ市場だけでなく、北米市場でもアッパー・デックが『遊戯王』TCGの ライセンス終了に抵抗していることになる。
 今後の両社の対応は不明だが、本格的な法廷闘争になる可能性もありそうだ。

ICv2 http://www.icv2.com/
Upper Deck Gets Favorable U.S. Ruling

コナミ デジタル エンタテインメント(Konami Digital Entertainment, Inc.)
http://www.konami-digital-entertainment.com/
アッパー・デック・エンタテインメント(Upper Deck Entertainment)
http://entertainment.upperdeck.com/

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posted by animeanime at 2008.12.30
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