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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年12月30日
ヨーロッパ ]
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 フランスの大手映像企業グループのカレールグループ(Carrere Group)は、フランスの裁判所に破産を申し立てた。カレールグループはフランスの映像関係のグループ企業で、2007年にはおよそ1億3450万ユーロの売上高があった。一方で同年の純損失が1億3680万ユーロと巨額の赤字を計上していた。
 こうした業績不振から、今年夏以降の資金繰りが悪化していた。大手アニメーション製作会社Moonscoopが救済買収を検討していたが、今秋以降のヨーロッパ金融業界の環境悪化により資金調達が出来なかった。このため今後カレールグループは、裁判所の管理のもとで企業再建を目指すことになる。

 カレールグループは、ドラマやエンタテイメント、アニメーションの製作や配給、販売を行っている。そのグループ会社は50社あまりに上るが、もともとはテレビアニメーション制作で成長した企業である。
 1986年に現オーナーのクロード・カレール氏が、テレビ番組会社としてカレールグループを設立した。1994年にジュール・ルナールの名作『にんじん』のテレビシリーズでアニメーション事業に進出している。その後も数々のテレビアニメーションシリーズを制作し、フランス有数のアニメーション制作会社として知られるようになった。

 2001年にディディエ・ブリュネール氏によって設立されたアニメーション制作会社Les Armateurs の過半数の株式を取得しグループ会社とした。同社はフランスだけでなくヨーロッパ有数の独立系アニメーション製作会社のひとつとされている。
 Les Armateursは、アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ベルヴィル・ランデブー』や『キリクと魔女』、『アズールとアスマール』、『プリンス&プリンセス』、『白くまになりたかった子ども 』などのフランスを代表する数々のアニメーション映画の製作を手がけている。カレールグループは、Les Armateursをグループ会社とすることでフランスのアニメーション業界のリーディングカンパニーとしての地位を築いた。

 カレールグループは、2002年以降は、テレビドラマ制作会社などを次々と買収しており、現在アニメーション事業からの売上高はグループの売上高の10%以下まで縮小している。しかし、依然グループ全体のブランドイメージを強化するフラッグシップ的な位置づけにある。
 一方で、こうした相次ぐM&Aが、同社の経営に大きな影響を与えたとみられる。今後は、会社の清算や事業引継ぎ方法などの検討に入ると見られる。

カレールグループ(Carrere Group) http://www.carreregroup.com/en/

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posted by animeanime at 2008.12.30
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