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2008年11月30日
教育 ]
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 11月30日に産経新聞は、東京千代田区の明治大学が同区内に「東京国際マンガ図書館」(仮称)の新設を進めていることが明らかになったと報じている。「東京国際マンガ図書館」(仮称)は、アニメやマンガ、ゲームなどの資料を集めたものになるという。
 また、それに先行して2009年夏に東京・千代田区神保町に大衆雑誌や同人誌など十数万冊を集めた「米沢嘉博記念図書館」を開館すると伝えている。
 米沢嘉博氏は、長年コミックマーケット実行委員会の代表も務めてきたマンガ評論家で、2006年に逝去している。マンガ評論や同人誌文化への貢献で広く知られている。

 明治大学のマンガ図書館設立構想は、今年春に同大学が公表した2007年事業報告書に既に「マンガアーカイブの設置」として触れられている。このなかで千代田区猿楽町に大学が取得したビルに、米沢嘉博氏の旧蔵書を納めた「米沢嘉博記念図書館」の開設準備を進めているとしている。
 少なくとも2007年には記念館の計画が具体化していたことが分かる。また、今年7月には毎日新聞がこの「米沢嘉博記念図書館」の構想を記事として取り上げている。

 しかし、今回の報道によれば、これまで「米沢嘉博記念図書館」とされていた図書館の計画は、「東京国際マンガ図書館」(仮称)の一部ということになる。そして、さらに大型のマンガ図書館のプロジェクトが目指されている。
 こうした明治大学の計画に対して、大手同人誌即売会が蔵書、研究資料として、これまで保存してきた参加サークルの見本誌を提供する動きもある。もし実現すれば米沢嘉博氏の旧蔵書も含めて、日本最大の同人誌関連の資料が実現する。

 出版物の大型図書館としては、国立国会図書館がよく知られている。しかし、国立国会図書館は、マンガ文化に大きな影響を与えている同人誌文化については手つかずとなっている。
 また大学のマンガ研究へ取り組みは、京都市と連携した京都精華大学の京都国際マンガミュージアムと国際マンガ研究センターの研究活動が知られている。

 近年、アカデミックからみたアニメ、ゲーム、マンガ、インターネットへの関心が高まっている。そうした動きは個々の研究者のアプローチから大学単位のものになりつつある。東京大学情報学環や慶應義塾大学DMC機構、学習院大学身体表象文化学科などが代表的なものである。
 そうした中で明治大学は、2008年4月に国際日本学部を開設した。学部開設にあたりジャパン・クールを掲げるように、なかでもポップカルチャーの動きを重視している。OTAKU展のキューレーターとして知られる森川嘉一郎氏や漫画評論家の藤本由香里氏といったこの分野に詳しい教員陣からもそれが伺える。
 今回の計画は、国際日本学部開設と連動しているとみられる。これまでにないポップカルチャーの研究拠点を築くことで、この分野での研究をリード出来る体制を目指すことになりそうだ。

産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/
明大、マンガ図書館設立を計画 アニメやゲームなど学術的に保存

明治大学 http://www.meiji.ac.jp/

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posted by animeanime at 2008.11.30
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