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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2008年10月22日
企業経営 ]
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 総合商社の双日は、同社と日本政策投資銀行、クロックワークスが出資をして設立した日本コンテンツ投資事業組合の子会社ARMを2009年2月に解散することを決定した。ARMは、日本のアニメ作品の著作権者からその海外ライセンスを獲得し、北米のアニメ流通会社にサブライセンスするビジネスを行っていた。
 しかし、双日はARMの海外流通促進業務は設立当初期待した市場拡大に至らず、今後の収益の拡大が見込めないことから解散することになったとしている。10月下旬に解散決議を行い、来年2月に会社を清算する。

 ARMの資本金はおよそ4億9200万円、日本コンテンツ投資事業組合が全額を出資している。双日は日本コンテンツ投資事業組合に63.33%出資しており、残りを日本政策投資銀行とクロックワークスが出資する。
 日本コンテンツ投資事業組合は、ARMのほかに米国のアニメ流通会社ADヴィジョンにも出資をしているが、組合の今後については明らかではない。

 昨年暮れまで、ARMは獲得したアニメ作品のほとんどを、このADヴィジョンにサブライセンスしていた。しかし、作品の多くはDVDのパッケージ事業を主体としており、ここ数年の北米のアニメDVD市場の縮小に大きな影響を受けた。
 そうしたなかで双日とADヴィジョンは今年初めにビジネスの関係を絶ち、ARMはそれまでADヴィジョンに委託していたアニメ作品のサブライセンスを別のアニメ流通会社のファニメーションに移管していた。こうしたことが今回、双日がARMを通じた海外アニメビジネス事業を断念した背景にあると考えられる。

 一方、ADヴィジョンは、今週、ARMと同様の機能を持つSentai Filmworksとの提携を発表した。Sentai Filmworksは、複数の投資家によって設立された新会社とみられる。
 ARMの解散とADヴィジョンの新しい提携により、昨年暮れより米国のアニメ業界を騒がせたADヴィジョンを巡る動きは、ある程度の決着をみせたことになる。

双日 http://www.sojitz.com/jp/

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posted by animeanime at 2008.10.22
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