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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年08月01日
米国 ]
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 北米最大のマンガ出版社であるVIZメディア(VIZ Media, LLC)は、実写映画・テレビ番組のライセンス管理、企画・製作を行う新会社VIZプロダクション(VIZ Productions)をハリウッドに設立した。VIZプロダクションは、同社が海外での権利を管理するアニメ・マンガの実写化作品の事業展開を目指す。
 同社は小学館・集英社の出資する米国法人で、主にマンガとアニメの出版・流通、ライセンス管理を行っている。主な取り扱い作品に『NARUTO』や『BLEACH』、『DEATH NOTE』、『MONSTER』などがある。

 VIZメディアグループには、既にサンフランシスコに本拠を持つ映画事業会社VIZピクチャーズがある。しかし、こちらはアニメ、実写など幅広い日本映画を北米市場で流通する会社で、映画配給などの業務を行っている。日本のコンテンツそのものを展開する事業である。
 一方、VIZプロダクションの目指すのは、同社が海外での権利を持つアニメやマンガの実写映画化や国内コンテンツのライセンス業務である。新会社の拠点がハリウッドに置かれたことからも、同社が目指すのがハリウッドの映画ビジネスであることが分かる。

 近年ハリウッドでは、『スピードレーサー』や『ドラゴンボール』の様に日本のマンガやアニメを原作とした大型映画が増えている。さら数多くの企画が浮上し、今後も日本のコンテンツを原作とした作品が次々に登場しそうな気配だ。
 しかし、こうした企画も、実写化権の売り切りで、日本の権利者が映画製作にほとんど関ることが出来ないケースも少なくない。ハリウッドで現地企業と対等なパートナーとなるのはハードルが高い。

 VIZメディアは、会社の現地化を進めることで、米国ではグラフィック ノベルと呼ばれるマンガ出版事業で大きな成功を収めている。こうした成功経験が実写映画ビジネスでも活かされることになりそうだ。
 また、現地に拠点を持つことは、米国に根ざした企業であることをアピールすることになる。そうした決意を示すことが、現地企業とのパートナーシップを築くうえで大きな力を発揮することになるに違いない。

VIZメディア(VIZ Media, LLC) http://www.viz.com/

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posted by animeanime at 2008.08.01
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