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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年08月01日
企業決算 ]
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 総合メディア企業の角川グループホールディングス(角川GHD)は、7月31日に平成21年第1四半期(20年4月~6月)の決算を発表した。 
 発表によれば期中の連結売上高は、前年同期比7.3%減の335億6300万円となったほか、営業利益は9億7600万円(前年同期35%減)、経常利益は13億4900万円(同24.6%減)といずれも前年比でマイナスとなった。当期純利益は1億2000万円(同70.1%減)である。

 事業ごとでは出版部門が前年並みであったのに対して、映像部門の苦戦が目立った。映像事業セグメントの売上高は71億4700万円(前年同期25.6%減)となり、営業損失が4億400万円に拡大している。
 期間中公開された映画は、『ダイブ!!』、『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』、『カンフーくん』、『光州5・18』などである。
 DVD販売では、ドリームワークス作品の『ビー・ムービー』や『シルク』、『ディスタービア』などを手掛けている。また、テレビアニメでは『らき☆すた』や『墓場鬼太郎』、『フルメタル・パニック!Blu-ray』等が、ヒットしたとしている。

 出版事業セグメントは、売上高172億3900円(前年同期比1.8%増)、営業利益は12億300万円(前年同期比1.4%減)である。世界的なベストセラー『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン著)、『地の日 天の海 上・下』(内田康夫著)のほか、アニメ化された有川浩さんの人気シリーズ『別冊 図書館戦争Ⅰ』がヒット作だった。文庫では、『さまよう刃』(東野圭吾著)、『DIVE!! 上・下』(森絵都著)が人気となった。
 また同社が得意とするライトノベルでは、「涼宮ハルヒ」シリーズや「彩雲国物語」シリーズ、「灼眼のシャナ」シリーズ、「狼と香辛料」シリーズ、「とある魔女の禁書目録」シリーズ、「狂乱家族日記」シリーズ等のタイトルが挙げられている。いずれもアニメ化された作品で、メディアミックスの効果により好調とされている。

 コミックスでは、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN(17)』、『多重人格探偵サイコ(12)』、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱。(1)』がヒットした。
 このほか『とある科学の超電磁砲』、『エマ』、『純情ロマンチカ』と、テレビアニメを中心にメディアミックス展開した作品は、関連出版物・グッズ等の商品展開が拡大している。雑誌では「ニュータイプ」、「週刊ファミ通」、「電撃PlayStation」、「週刊アスキー」が堅調としている。

 角川GHDが力を入れるネットやモバイル事業も扱うクロスメディア事業部門は、売上高66億8100万円(前年同期比3.19%減)、営業利益は2億1500万円(前年同期比23.6%減)であり伸び悩んだ。
 メディアでも話題を呼んだYouTubeでの「角川アニメチャンネル」や「ウォーカーチャンネル」も、このセグメントに含まれている。
 
 角川GHDは、売上、利益とも前年比でマイナスだったが、当初連結業績予想に向けてほぼ順調に推移しているとしている。
 一方で、映像事業についてはシネコン事業の建て直しに言及している。また、同グループの強みであるアニメを軸としたメディアミックス展開をさらに進めること、香港子会社を中心とした海外事業の収益基盤も強化も目指す。
 さらにクロスメディア事業では、紙媒体だけでなく、インターネットやモバイル向けの広告事業の収益モデルを構築する。

角川グループホールディングス http://www.kadokawa-hd.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.08.01
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