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2008年08月29日
M&A ]
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 8月29日、大手ゲーム企業のスクウェア・エニックスが、同業の有力ゲームソフトウェア企業テクモに友好的な株式公開買付(TOB)を提案した。
 スクウェア・エニックスは、テクモの経営陣の賛同を得ることを前提に、同社の発行済株式と潜在株式の過半数以上の獲得を目指した公開買付を実施する。友好的なTOBを前提としているため、9月4日までにテクモ取締役会からの賛同の意見表明が得られない場合は、TOBの提案は撤回される。

 買付価格は昨日(8月28日)の東京証券取引所の終値708円に、およそ30%強のプレミアを加えた920円である。買付予定株数は株式総数の過半数以上で、上限は設けない。
 このためスクウェア・エニックスの必要とする取得総額は130億円から200億円半ばに達すると見られる。

 スクウェア・エニックスは、今回のTOBについて、日本のゲーム業界が世界のゲーム産業の中核でいることを目指すためとしている。
 これは1990年代以降、海外のゲーム市場の拡大とその中での日本企業のシェアが伸び悩んでいることに対する危機感の表れと言える。海外では昨年末、大手ゲームソフト会社アクティビジョンがビベンディに買収され、最近ではEAがTake-Twoに買収提案を行うなど、M&Aを通じたゲーム企業の大型化が続いている。
 スクウェア・エニックスも、今回のTOBを通じて事業規模と領域を拡大し、世界企業として生き残りにかける。

 一方、テクモは、ゲームソフトの中堅企業『デッドオアアライブ』や『モンスターファーム』、などの人気タイトルを保有する。しかし、ゲーム開発費の高騰や相次ぐM&Aで同業他社が巨大化していることもあり、ビジネス的には課題は多い。
 そうした点から、スクウェア・エニックスのグループ企業として、独自性を持ったかたちで生き残りを図ることは、利点が多い。

 スクウェア・エニックスは、2005年にも同業大手のタイトーを子会社化している。今回の発表は、同社の積極的なM&A戦略が続いていることを伺わせる。
 こうしたスクウェア・エニックスの動きは、他社の戦略にも大きな影響を与えそうだ。
 
スクウェア・エニックス http://www.square-enix.com/jp/
テクモ http://www.tecmo.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.08.29
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