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2008年08月13日
調査 ]
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 日本貿易振興機構(JETRO)は、世界各国の日本コンテンツ市場の調査レポートの作成を進めている。その最新レポートとして、このほど「デンマークにおけるコンテンツ市場の実態」をリリースした。
 JETROのコンテンツ市場のレポートは、これまでヨーロッパではフランス、ドイツ、イタリア、スペインといった西欧の大国とハンガリーやチェコなどの東欧各国で行われている。

 今回は、北欧市場としては初の調査となる。今回の調査では、市場を映画、テレビ番組、アニメ、コミック、音楽、ゲームの6市場に分けて分析している。レポートの総ページ数は、100ページ近くにも及び、これまでの一連の調査のなかでも、特に内容の深いものとなっている。
 デンマークは世界的にみれば、人口540万という小規模な市場である。また、デンマーク語という固有言語を持つためビジネスの広がりも限られている。しかし、そうしたデンマークの特徴は、他の多くのミドルサイズ以下の国々の市場の状況を把握する参考になるに違いない。

 実際に調査では、小規模市場の課題となる翻訳のコスト問題や、ライツを購入する際に他国市場(例えば北欧全体)と合わせて購入するのかといった問題に触れている。
 その一方で、デンマーク市場規模や市場の特徴、海外コンテンツ輸入する際の手続きや、検閲といった一般的な事項も広く取り扱っており、広い情報を得ることが可能になっている。

 アニメやマンガ市場に限れば、北欧市場全体の動向を判断する参考にもなりそうだ。日本製コンテンツが、ジャンルのひとつとして受け入れられている南欧各国や、コンテンツの普及の初期段階である東欧諸国とはまた別の状況が見えてくるからだ。
 そうした比較を考えながらレポートを読んでいくと、デンマークの状況は南欧と東欧の中間地点ぐらいにあると考えて良さそうだ。作品としての認識はあるが、確固たる市場にはまだなっていない。

 それでも調査レポートの前書きでは、デンマークの日本コンテンツ市場は2000年以降に成長したとする。またそのきっかけは、『ドラゴンボール』の大ヒットであるともしている。『ドラゴンボール』のヒットがマンガ出版市場を広げ、さらにアニメ、アニメ以外の映画市場へも広がっていった。
 一方で、今後の見通しについては、どの分野についても市場の可能性を指摘ながらも、必ずしも楽観的ではない。こうした点は、他国の市場とも共通している。

日本貿易振興機構(JETRO)  http://www.jetro.go.jp/
デンマークにおけるコンテンツ市場の実態
http://www.jetro.go.jp/biz/world/europe/dk/reports/05001575

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posted by animeanime at 2008.08.13
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