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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年08月25日
米国 ]
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 8月24日のニューヨークタイムズの報道によると、米国の大手コミック出版社のマーベル・エンタテインメントは、日本のアニメスタジオ マッドハウスと協力してアニメ製作を行う。このアニメはマーベルの保有するキャラクターを利用したもので、4シリーズが計画されており、最初の作品は2010年にリリースされるとしている。
 また、作品は原作から自由に作る一方で、日本アニメスタイルに偏るのでなく、日本アニメと西洋のアニメーションのハイブリッドを目指すとしている。

 マーベル・エンタテイメントは、『スパイダーマン』や『アイアンマン』、『超人ハルク』の人気コミックスで知られる米国最大のコミックス出版社である。その作品は、度々映画化やテレビアニメーション化され高い人気を博している。
 また、コミックス出版だけでなく、コミックスやその中に登場するキャラクターのライセンス管理も行っており、映像化のほか玩具やアパレルなどの商品化といった権利ビジネスも広がっている。

 さらに近年は、ヒットをすると収益が一気に拡大する映画製作事業を自ら手がける。今年夏に劇場公開をして大ヒットした実写映画『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』が、その第1弾である。
 原作を保有するマーベルが直接映画化に携わることで、ふたつの映画は商業的に成功しただけなく、作品の完成度も評価が高かった。マーベルはテレビシリーズについても、自社製作機会を探っていたとみられ、今回そのパートナーに日本のマッドハウスを選んだかたちだ。
 
 一方、マッドハウスは日本の大手アニメスタジオのひとつで、『パプリカ』や『時をかける少女』などの代表作がある。映画やテレビシリーズを数多く制作し、マッドハウスの名前は海外のアニメーション関係者やファンによく知られている。
 海外企業とのコラボレーションに熱心な企業でもあり、既に米国の人気映画『ハイランダー』のアニメ化作品やフランス企業との共同製作『よなよなペンギン』など数多くの実績がある。
 さらに最近は、マーベルと並ぶ米国のコミック出版社DCコミックの人気キャラクター『バットマン』をアニメーションにした『バットマン ゴッサムナイト』の一部を制作している。

 こうした実績も、今回のマーベルとのコラボレーションにつながったとみられる。現在、日本のアニメ業界では、海外アニメーション市場への進出や海外企業との共同製作に注目が集まっている。
 日本の大手スタジオと米国の有力コンテンツ企業との新事業は、今後も大きな注目となるのは間違いない。

ニューヨークタイムズ http://www.nytimes.com/
Superheroes to Be Recast for Japan

マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/
マーベル・エンタテインメント(Marvel Entertainment)
http://www.marvel.com/

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posted by animeanime at 2008.08.25
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