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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2008年07月23日
コンベンション ]
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 米国のサンディエゴ・コミコンやフランスのジャパンエキスポを超えるポップカルチャーの大型コンベンションの日本開催が検討に入っている。7月22日に、東京・虎ノ門で開催された知的財産戦略本部コンテンツ・日本ブランド専門調査会の会合で角川GHDの角川歴彦代表取締役会長兼CEOが明らかにした。
 海外ではコミックスやアニメ、SF、映画、テレビドラマ等をテーマにした、サンディエゴ・コミコンやジャパンエキスポのような大型ファンイベントが開催されている。角川氏は、世界から高い評価を受けている日本で、これらを上回る規模のファンイベント「国際COOL JAPANコンベンション(仮称)」の開催を検討しているという。

 開催の目的は、日本ブランドの発信、世界中から来日するファンと国内ファンとの交流の場の提供、さらに日本コンテンツの国際ビジネス促進や新たなビジネス構築、次世代の人材育成、新たな地域振興となる。 
 1回目は、日本のアニメーション、マンガ、キャラクター、ライトノベルを4大カルチャーとしてフィーチャーする。開催時期は明らかにされていないが、開催地は海外からのアクセスや施設の充実度、観光誘致、地域の活性化など地域振興の観点から検討するとしている。

 海外で開催されるコミックスや映画、アニメ、マンガなどのコンベンションと呼ばれるイベントの盛況振りは近年日本でも知られるようになって来ている。こうしたイベントは、ファンイベントであると同時に、企業による自社コンテンツの宣伝の場としても活用されるほか、一部の大型イベントについては、地域振興とも結びついている。
 そうした点では、「国際COOL JAPANコンベンション(仮称)」の開催が目指すものと共通する部分も多い。

 しかし、こうしたコンベンションが日本で成立するには課題も多い。ひとつは、世界各国のコンベンションの多くは、熱心なファンが始めたもので、企業や行政主導で生まれたものはほとんどない点だ。(*)日本のコミックマーケットに近い位置づけといえる。自由な気風を持つ、こうしたコンベンションが上からの主導で生まれるかどうかは難しい。
 また、特に日本コンテンツ関連のイベントに顕著だが、こうしたコンベンションは関連イベントやショップが少ない海外で、年一度のお祭りとして盛り上がる面が強い。
 毎週のように大小のイベントが開催される日本で、ファンに同じようにアピール出来るかどうかも検討が必要となる。

 それでも、イベントが多いがために、日本のイベントはアニメ、マンガ、ゲーム、コスプレなどジャンルごとに分かれてしまいがちである。それだけに、今回検討されるような総合イベントは、意味のあるものに違いない。
 日本で海外と同様のコンベンションイベントを目指すのは難しいが、海外とはイベントフォーマットやアプローチ方法を変えることで海外にもない魅力のあるイベントは可能だ。そのためには日本独自のマーケティングが必要になるのではないだろうか。
(*)例外は、世界的な国際展示場運営企業リード・エグジビジョンが行うニューヨーク・コミコンとニューヨーク・アニメフェスティバルである。

以下、知的財産戦略本部コンテンツ・日本ブランド専門調査会 
議事録配付資料より引用

開催内容(案)
 オープニング
   開会式 (レセプション~マスカレードパーティ)
   キャラクターパレード (世界のコスチュームプレイヤーも参加)
 展示、上映
   作品上映、キャラクター展示、ユーザー展示、テーマ展示、物販ブース
   One day Free Market 展開
 ステージイベント
   International Animation Award(仮称)の開催
 パネル、トーク、セミナー、シンポジウム
   人気声優大集合(コンサート含む)
   コスチュームプレイ(マスカレード)大会、等

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posted by animeanime at 2008.07.23
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