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2008年06月09日
インターネット ]
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 インターネットでコンテンツ配信事業を行うBitTorrentは、6月9日から6月13日まで、角川映画と角川書店、GDHの3社の映像コンテンツをインターネット上で無料配信する。
 これは6月9日から国内で開催されているネット関連のビジネストレードショーIMC Tokyo 2008/Interop Tokyo 2008に合わせたものである。BitTorrentの日本でのサービスは今年4月に始まったばかりだが、同社の展開するBitTorrent DNAとP2P型のコンテンツ配信システムの優位性をアピールする目的である。同社はBitTorrent DNAは、高画質の映像を効率的に安全に配信出来るシステムだとしている。

 今回配信されるのは、角川映画から映画3作品、角川書店からは『ムシウタ』第1話、『護くんに女神の祝福を!』第1話のアニメ2作品である。また、GDHはテレビアニメ『ロミオ×ジュリエット』の全24話を配信する。さらに10作品程度の予告編の配信も行っている。
 全ての視聴は無料だが、利用は国内のインターネットユーザーのみに限られている。BitTorrentは一般的にはファイル交換ソフトとして知られているが、今回はBitTorrent DNAを利用したストリーミング配信となる。

 BitTorrentはもともと、インターネット上で利用されるファイル交換ソフトの開発企業として知られている。このソフトは、著作権者に未許諾の違法な動画ファイルアップロードに利用されることが多い。また、そうしてアップロードされたファイルをダウンロードする際にも利用される。
 海外で広く利用されるファイル交換ソフトのなかでも、最も広く普及したもののひとつである。海外のアニメファンの間でも、利用者の数は多い。

 しかし、同社は近年はソフト開発から合法的なコンテンツ配信へ事業の転身を図っている。もともとBitTorrentが世界的に広く普及したのは、ソフトの使い易さが大きな理由となっている。
 そうした技術力がBitTorrent DNAの配信ビジネスにも活かされている。また、既に多くのインターネット利用者がBitTorrentのソフトを所有していることも同社の強みとなっている。

 日本では、こうした技術力と将来性に目をつけた角川グループやインプレスホールデイングスが、BitTorrentの日本法人BitTorrent株式会社に出資を行っている。角川グループはインターネット配信の将来性と、その新興企業の利用に熱心な会社でBitTorrentへの出資もその一環とみられる。
 今回は、人気作品を多数用意することで、日本では普及の遅れているBitTorrentの普及を目指していると考えていいだろう。現在、角川グループはネットの動画配信ではYouTubeとの協業が目立つが、将来的には自社の出資するBitTorrentも大きな柱になりそうだ。

BitTorrent株式会社 http://www.bittorrent.co.jp/
角川映画 http://www.kadokawa-pictures.co.jp/
角川書店 http://www.kadokawa.co.jp/
GDH  http://www.gdh.co.jp/

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posted by animeanime at 2008.06.09
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