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(c) play set products/スケアクロウマン製作委員会
大手アニメ製作会社トムス・エンタテインメントと映像パッケージのバップは、フル3DCGのテレビアニメ『スケアクロウマン』を製作し、この7月よりテレビ放送を開始する。作品は感度の高いデザイン活動で話題を呼ぶplay set productsの原作を映像化した。
play set productsが得意とするキュートで個性的なキャラクターが活躍するファンタジー物語に仕上がっている。ひょんなことから命を持って動きだしたカカシ「スケアクロウ」と、それを取り巻く奇妙な登場人物が作品の魅力となる。
番組製作のバップはDVDを、トムス・エンタテインメントは番組の放送と商品化を担当する。今後、幅広いキャラクター商品の展開が目指される。
そして実際の番組制作は、トムスの制作部門である東京ムービーが行う。さらにアニメーション制作協力にスタジオ雲雀、エアフレイム、exsa、GONZO、DEENといった3Dと2Dの双方から複数のスタジオが参加している。
東京ムービー初のフル3DCGアニメ、それに音声収録を先に行うプレスコの採用も作品の見所となる。キャラクターと同時に、様々な技術的な挑戦も話題を呼びそうだ。
大手アニメスタジオでは、この6月から東映アニメーションが手がける初のフル3DCGアニメのテレビシリーズ『ロボディーズ風雲篇』が、トゥーン・ディズニーで放映が始まっている。日本を代表するふたつのアニメ製作会社が、共にフル3DCGのテレビアニメシリーズに乗り出したことになる。
このほかにも、今年になってフル3DCGの様々な企画が次々と明らかになっている。マッドハウスがフル3DCGの劇場アニメ『よなよなペンギン』、ミコット・エンド・バサラがフル3DCGのSFテレビアニメ『アップルシード ジェネシス』、ウォルト・ディズニー・ジャパンが『ファイアボール』を製作している。
2008年は、日本の3DCGアニメ本格始動の年と言えそうだ。今後は、他の大手アニメスタジオがどのタイミングで、新たな動きを明らかにするかが注目される。
また、テレビアニメの制作ではフル3DCGアニメへの挑戦が始まる一方で、これとは異なったフラッシュアニメでの番組制作も増えている。これまでの2Dセルスタイルのアニメから、アニメ制作技術の多様化が始まっている。
さらにフル3DCGやフラッシュの活躍が目立つのは、インターネットとモバイルの配信である。今後の成長が期待される新しいメディアと相性がいいこともあり、フル3DCGとフラッシュを中心とした制作技術の多様化は今後も進みそうだ。
スケアクロウマン 公式サイト http://scarecrowman.net/
【スタッフ】
原作: 中野シロウ play set products
監督: 竹内啓雄
企画: 松元理人/平山博志
プロデューサー: 浄園祐/吉野朋子
シリーズ構成: 日吉恵
副監督: 小林哲也/下山真吾
キャラクター原案: 中野シロウ/中原正博
キャラクターデザイン: 西塚耕一
キャラクターモデラー: 岩崎岳水/齋藤博一
美術監督: 宮野隆
CG 美術ディレクター: 石原由梨
CG テクニカルディレクター: 塩田久人
CG 監修: 下山真吾
編集: 田巻源太/千葉和行
音楽: 亀山耕一郎
音響監督: なかのとおる
オープニング: 「Halo Glow ―ハロウグロウ―」堂島孝平(VAP)
エンディング: 「あした、僕は」タテタカコ(VAP)
企画協力: ベストフィールド
アニメーション制作協力: スタジオ雲雀/エアフレイム/exsa/GONZO/DEEN
アニメーション制作: 東京ムービー
製作: VAP/トムス・エンタテインメント
【キャスト】
スケアクロウマン: 野島裕史
ミスターベスト: 荻野晴朗
ベアベア: 小林沙苗
ホーンヘッド: 別府あゆみ
アリス: 榎本温子
アリスのママ: 峯香織
ナレーション: 神部浩
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