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昨年、国際規模でアニメーション作品の原作を募集したアニマックス大賞の海外応募作品が、シンガポールでアニメーション映画化される。
アニメ化されるのは、昨年第6回アニマックス大賞のパン・アジア賞受賞したフィリピンのカメロ・エス・ジェイ・ニュイニオさんの『ラミネートウーマン』である。
映画業界情報サイトのワールド・スクリーン(World Screen)によれば、これはシンガポールのアニマックスが明らかにしたものである。『LaMB』と題された作品の製作には、シンガポール経済開発評議会とソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・ネットワークス・アジア(SPE Networks—Asia)が出資するファンドが利用される。このファンドは、シンガポールのコンテンツ育成のために設立されたものである。
アニメーションはシンガポールのアニメスタジオ・ピーチブロッサム・メディア(Peach Blossom Media)が製作するが、映画だけでなく、インターネットやモバイルでも展開する予定である。
アニマックス大賞は、毎年アニマックスが行うアニメ脚本のコンテストである。昨年は「2007 ANIMAX Awards: Pan-Asia Animation Competitio」として、従来と異なり応募地域をアジア各国に広げた特別大会として行われた。
もともと大賞作品は、日本のアニメスタジオA-1 Picturesによりアニメ制作が行われとされていた。しかし、日本のタカマガハヤトさんの『タカネの自転車』が大賞を受賞している。
今回は、これとは異なったかたちでカメロ・エス・ジェイ・ニュイニオさんの脚本のアニメーション化が実現した。ひとつの賞からふたつのアニメーションが誕生したかたちである。
シンガポールのアニマックスは、東南アジアとインド地域のアニマックスチャンネルを統括しているが、オリジナルのアニメーション映画の製作ははじめてとなる。
これまで世界のアニマックスチャンネルは、日本のアニメ放送が主要なビジネスとなっている。今回のアニメーション製作は、同局が日本以外の地域で独自のコンテンツを製作する新たな動きである。
一方、日本のアニマックスでも、アニマックス大賞の大賞受賞作品の継続的なアニメ化に加えて、初のテレビアニメシリーズ『ウルトラヴァイオレット:CODE044』を製作し、8月から放映を開始する。アニメーション製作への参入は、国内外での連動したものとも言えそうだ。
World Screen http://www.worldscreen.com/
Animax Presents New Original Multiplatform Project
Animax Asia http://www.animax-asia.com/
第6回アニマックス大賞 http://www.animax.co.jp/award07/
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