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2008年05月07日
企業決算 ]
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 米国のコミックス出版社マーベルエンタテインメントが、2008年第1四半期(08年1月~3月)の決算を5月5日に発表した。売上高は前年の1億5140万ドルから1億1260万ドルの25.9%減に、営業利益は1億110万ドルから8750万ドル、純利益は4680万ドルから4520万ドルに減少している。売上高、収益とも前年比でマイナスであった。
 しかし、事前のアナリストの予想を上回ったこと、5月2日に劇場公開された『アイアンマン』が記録的なスタートを切ったことから株式市場からは高い評価を得て、株価は急上昇している。

 減少したのは主にキャラクターライセンス部門で、売上高は前年比の29%減の8460万ドル、営業利益は14%減の8540万ドルである。依然『スパイダーマン3』が、事業の中心となっている。
 一方、これまで成長を続けてきたコミックス出版も減少に転じた。マーベルによると、これは主にコミックス専門店での販売の落ち込みである。一方で、マスマーケット向けは、力強い成長をみせたとしている。大衆市場が拡大しているとされるコミックス市場全体の傾向が、ここでも表れているようだ。
 もっともコミックス専門店での販売減少は、昨年の同時期に『Civil War』と『キャプテンアメリカの死:The Death of Captain America』というビッグタイトルがあり、今期はその反動が出たことが理由とマーベルは説明している。出版部門の売上高は2650万ドル(前年同期比4%減)、営業収益は990万ドル(同14%減)である。

 映画『アイアンマン』の大ヒットに較べて全体に控えめな数字だが、これは『アイアンマン』の業績への影響が2009年になるからである。一方で、2007年は『スパーダーマン3』の劇場公開が業績を大きく押し上げているため、2008年の業績は前年に及ばない見込みである。
 それでもマーベルは同じ5月5日に、早くも2010年4月10日に『アイアンマン2』を公開すると発表した。マーベルは今回の映画のヒットによって、2作目では第1作を大きく上回るライセン事業展開が可能としている。同社の業績は、2009年以降に再び拡大すると見られる。

 『アイアンマン2』の製作により、これまでのマーベルが公表してきた映画製作の予定が大きく組み替えられる。新しいた製作スケージュールでは、今年の6月公開の『超人ハルク:The Incredible Hulk』、その後にこの『アイアンマン2』となる。2009年には劇場公開の予定はなく、2010年6月4日に新たに『Thor』の公開リストアップされている。
 これまで企画中とされていた『キャプテンアメリカ』と『アントマン』は先送りされたかたちである。その『キャプテンアメリカ』は、『The First Avenger: Captain America(仮題)』として、2011年に公開予定である。

マーベルエンタテインメント http://www.marvel.com/company/

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posted by animeanime at 2008.05.07
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