検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2008年04月16日
企業決算 ]
clear.gif

 4月16日、アニメ・キャラクター関連グッズ等を販売するブロッコリーは、平成20年2月期決算(19年3月~20年2月)を発表した。
 発表された数字は、連結売上高こそ101億1400万円(前年比8.6%増)と、当初予想の93億2400万円を上回ったが、利益面では予想を大きく下回った。これまで黒字とされていた営業利益と経常利益はそれぞれ6900万円の赤字、6700万円の赤字となっている。また、当期純損失は2億1800万円と前回予想の5800万円の純損失から大きく拡大した。

 こうした業績予想との差異についてブロッコリーは、売上高は増加したが売上高利益率の低い商品の構成比が増加したためと説明している。
 また、自社DVD販売が不調でアニメ資産の償却の追加とゲーム販売見込みの修正を行ったこと、さらに海外子会社の経営成績の悪化が影響しているという。米国子会社の販売は、前年比44%減であった。さらに販売管理費が、当初の見込みより上昇したことも理由とされる。

 店舗部門全体では秋葉原店が前年比9.9%増、全店でも4%増の67億4500万円である。特に自社ゲームとトレーディングカードゲームが好調で、他社商品も書籍、CD、DVD、トレーディングカードの販売が好調だった。
 卸売り及び通信販売も、売上高は前年同期比19.6%増の31億9300万円となった。とりわけトレーディングカードゲームの受注が好調だった。
 しかし、粗利益率が前年から4.9ポイントダウンし24.1%になったほか、店舗移転閉店のコストや閉店損失の発生、訴訟損失引当金の計上などで1億2800万円の特別損失が発生したことなどから全体には冴えない業績に終わった。

 ブロッコリーは、長い間赤字決算が続き、昨年5期ぶりに黒字に転換したばかりであった。しかし、黒字は一年間のみで、再びの赤字決算になる。同社は、今決算での経営責任を明確にするため、取締役4名の報酬を当面40%カットすることも決定した。
 こうした環境の中、ブロッコリーは、アニメ・キャラクター関連グッズ販売の大手アニメイトとの連携を強めている。アニメイトとの資本・業務提携を行い、共同出資会社であるアニブロを設立した。
 「アニブロゲーマーズ」の名前で店舗展開を行い、商品仕入れの共同化やアニメイトの運営ノウハウの吸収を目指す。平成21年2月期は、この新ブランドの成否が業績を左右することになる。

 ブロッコリーは、21年2月期については、7月開店予定の秋葉原新本店の売り上げへ寄与を見込み、前年同期比14%増の115億3900万円の売上高とする。
 また、自社コンテンツの利益管理の徹底、間接部門の経費削減等を行うことで1億2300万円の営業利益を達成するとしている。

ブロッコリー http://www.broccoli.co.jp/

clear.gif
posted by animeanime at 2008.04.16
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif