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2008年02月05日
技術 ]
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 2月19日に、P2Pネットワーク実験協議会は東京大学本郷キャンパスで、P2P(ピア・ツウ・ピア)型のコンテンツ配信に関するシンポジウムを開催する。
 このシンポジウムでは、ブロードバンド化の更なる進展とともに注目されるP2P型のコンテンツ配信の最新動向と技術、ビジネスモデルを報告するものである。 
 インターネット上のコンテンツ配信といえば、ネット広告の大きな割合を占めるアニメも無関係ではない。アニメビジネスに関わる分野では、セッション3「P2P技術を利用したビジネスモデル事例」で、角川デジックスやドリームボードが報告を行う。

 角川デジックスは、つい最近、角川グループとYouTubeの事業提携で話題を呼んだばかりである。このYouTubeは、コンテンツ投稿とその閲覧のみを可能にするストリーミング型のサイトである。
 しかし、角川グループはこうした投稿サイトのビジネスだけでなく、利用者のPCにコンテンツを渡すファイルダウンロード型のビジネスにも関心を見せている。実際にP2P型のコンテンツ配信新興企業大手のBitTorrentに対する出資を行っている。

 角川デジックスは、このP2Pネットワーク実験協議会の実証実験もしている。昨年暮れからは、角川書店の「アニメNewtypeチャンネル」において、『ムシウタ』、『レンタルマギカ』の配信を行った。こうした実証実験の結果についても、報告を期待出来そうだ。
 また、今回は角川グループが出資をするBitTorrentからも、東京ネットフェスティバルの作品映像配信でのP2P利用の結果が紹介される。

 角川デジックス以外でP2Pネットワーク実験協議会のアニメ作品の配信を行ったドリームボードの報告も行われる。ドリームボードは、独自のP2P技術を用いた配信プラットフォーム「SkeedCast」を利用している。
 具体的にはアニプレックスと協力して劇場版『空の境界』の予告編HD動画を配信したほか、GDHと協力して『スピードグラファー』と『Project PAPO』の本編、『ドルアーガの塔~the Aegis og URUK~』のプロモーション映像を配信している。

 一般的にP2P型のアニメ配信というとネット上の違法ファイル交換が連想されがちである。しかし、現在の技術では、デジタルコンテンツの著作権を保護し複製を制御、制限出来るDRMの技術を用いることでコンテンツの無制限の拡散は防げることが可能である。
 現在、日本でのインターネットやモバイルでのコンテンツ配信は、ストリーミング型が中心になっている。しかし、今後は海外で主流になりつつあるコンテンツをユーザーに渡すP2Pを含めたダウンロード型のビジネスも広まっていく可能性が強い。
 そうした環境の変化を見据えているのが、今回のP2Pネットワーク実験協議会のシンポジウムと言えるだろう。

P2Pネットワーク実験協議会 シンポジューム
テーマ:「P2P技術の利用・サービスに関わる取組・実験の最新動向」
日時: 2月19日(火)10時半ー16時50分
場所:東京大学 本郷キャンパス 工学部(新)2号館1階213講義室
参加費:無料
http://www.fmmc.or.jp/news/H86index.html

P2Pネットワーク実験協議会 http://www.fmmc.or.jp/P2P/about.htm

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posted by animeanime at 2008.02.05
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