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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2008年02月26日
技術 ]
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 国内のアニメーション制作事業団体から構成される日本動画協会は、アニメーション制作の際に使用するHD対応(縦横比16:9)のレイアウト用紙の推奨規格「AJA推奨レイアウト用紙規格」を公表した。
 レイアウトはアニメ制作のなかで、絵コンテに描かれたイメージを具体的なカットごとの絵におこしていく際に使われる用紙である。アニメーターが画面のイメージ、構図、キャラクターの配置などを決める。レイアウトから原画、背景原画、さらに動画、背景が制作されて行く。

 しかし、レイアウトにはこれまで業界内の統一基準はなく、アニメスタジオごとに異なる規格が採用されている。
 ひとつの作品を異なるスタジオで制作する場合には統一のレイアウトを決めたり、フリーのアニメーターは作品ごとにレイアウトを使い分けるなど煩雑な作業が必要になっている。また、レイアウト用紙の違いによる作業上の違和感も発生している。

 動画協会はレイアウト規格の推奨モデルを提示することで、制作現場における業務の効率化を目指す。
 動画協会は推奨規格を利用することで、作業の効率化、ミスの軽減、レイアウト用紙の発注の労力や単価、納期の軽減、新たにレイアウト用紙を導入する会社の目安となるなどの効果が期待出来るとしている。

 発表された規格では、レイアウトの用紙サイズはA4(297mm×210mm)に定めるほか、フレームの大きさやタップの位置、分割ラインの引き方などを提示している。
 実際の細かな基準は動画協会の公式サイトで確認出来る。また、公式サイトからは自由にこの規格レイアウトがダウンロード出来る。また動画協会は、法人・個人を問わず自由にこのレイアウト用紙を使用できると定めている。

 一方で規格の採用、不採用も自由としており、日本動画協会の会員会社であっても企画の採用が強制されることはない。これは長い歴史を持つ各アニメーション制作会社の独自の規格を尊重したものだと考えられる。
 しかし、これまでばらばらだったレイアウトが、新規採用企業からでも次第に統一されていけば、アニメーション制作の効率化は進んでいくに違いない。

日本動画協会 http://www.aja.gr.jp/

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posted by animeanime at 2008.02.26
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