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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年11月18日
企業決算 ]
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 アニメやキャラクター事業、出版事業を行うウィーヴが、11月15日に平成19年12月期第3四半期(19年1月~9月)の決算発表を行った。
 連結売上高は35億4200万円(前年同期比33.8%減)だったほか、営業損失が2億1300万円、経常損失が9200万円、当期純損失が1億1500万円となっている。
 この期の主要な事業は、テレビ・キャラクター事業ではアニメ番組『おねがいマイメロディ』シリーズと英語教育番組の『セサミストリート』、出版事業はパートワークの「エヴァンゲリオン・クロニクル」と「毎日おいしい!はなまるレシピ」、それに子会社ヴィレッジブックスの出版事業である。

 今期は出版事業が芳しくなかった。ウィーヴによれば、パートワークスの「毎日おいしい!はなまるレシピ」の業績が予想より下回り、営業損失発生の主因となった。「毎日おいしい!はなまるレシピ」は、2号以降の売れ行きが不振で当初予算を大きく下回っている。
 ウィーヴはこのため、別のパートワーク企画の創刊を見送り、マーケティングの精査を行っている。これによりパートワーク出版の売上高は予想を4億6000万円下回り、営業利益と経常利益も予想を大きく下回る。また、ヴィレッジブックスも発行書籍の絞込みを行った。

 この結果、ウィーヴは、19年12月期の通期決算を大幅に下方修正した。連結売上高59億4500万円は50億1400万円に、営業利益は5400万円から2億4700万円の営業損失に、経常利益は1億4100万円から7000万円の経常損失になる。また当期純利益9200万円は、1億2600万の赤字に引き下げられた。

 また、今期、ウィーヴの売上高が大幅に減少したのは、前期に較べてテレビ番組の放映枠が減少したことが大きな要因である。これに関してウィーヴは、中間決算発表のなかでキッズ向けのテレビアニメ放送の環境悪化を説明している。
 同社によれば、現在、地上波のキッズ向けテレビアニメ放映では、スポンサー・クライアントが獲得できないリスクが増加している。それはアニメ番組のスポンサーが、玩具やゲームソフト、DVD、菓子、文具などに特定産業に限定されていることに理由がある。
 さらに昨今の放映タイトル数の増加により、番組間競争も激化しており、視聴率は減少傾向にあるとしている。

 この結果、一番組当りの収益が悪化しており、さらに税法改正に伴う映像マスター出資(製作委員会への出資)の原価償却負担が増していることもマイナス要因になっていると指摘する。同社はこうした厳しい環境のなかで、番組放映枠の維持が利益に結びつかないと判断したといえる。
 今後、同社はテレビ・キャラクター事業中心から、出版、ニューメディアに事業の軸を拡大していくとしている。

ウィーヴ http://www.weve.jp/

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posted by animeanime at 2007.11.18
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