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2007年11月20日
ゲーム ]
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 ゲームソフトの有力企業であるコーエーグループは、グループの中期経営計画である「コーエービジョン2011」を発表した。「コーエービジョン2011」は、2007年度から2011年までの5年間を「挑戦と変革」の時期と位置づけている。
 そのうえで強力なゲームシステムと事業ポートフォリオを創りあげ収益を大幅に拡大する、長期的な安定成長を可能にする経営基盤を築くとしている。

 「コーエービジョン2011」で驚かされるのは、その野心的で高い成長目標である。財務目標として掲げられた数字は、5年間で現在の連結売上高243億円を500億円に、連結経常利益を91億円から150億円に、連結当期利益を51億円から90億円にするとしている。
 売上高と当期利益が現状のほぼ倍ということは、5年間で現在と同じ規模の会社をもうひとつ作るのと同じようなものである。

 こうした企業規模拡大の実現をはかる方法としてコーエーは、新しいオリジナルコンテンツの創出やオンラインやモバイル、メディアミックスにライツ事業と経営の多角化を打ち出している。
 さらに興味深いのは、国際戦略である。同社は既にシンガポールに開発拠点を持つが、人材と経営のグローバル化を進めるとしている。さらに事業の拡大の中には海外市場の拡大も含まれているから、経営と人材、マーケットの面でのグローバル化が進むことになる。
 また地域別の目標では、アジアが現状よりやや少ない売上高30億円であるのに対して、北米は現在の5倍の70億円、ヨーロッパが現在の4倍の43億円と欧米市場の開拓に対する意気込みが伺える。
 
 コーエーは2000年以降、国内ゲーム業界で起こったM&Aを通じた業界再編とは距離を置いていた数少ない企業である。それは会社を支える有力ソフトを保有していたことや、自主独立の社風も理由にあったと考えられる。
 こうした自主独立を評価する声もあったが、一方で巨大化するライバルのゲームソフト会社、高騰するゲーム開発費に対して、売上高200億円規模のコーエーが独立企業として生き残る困難さを指摘する意見もあった。
 今回の中期経営計画はそうした見方に対する答えにもなっている。つまり、単独で事業の多角化と規模の拡張を目指すというわけである。

コーエー http://www.koei.co.jp/html/index.html

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posted by animeanime at 2007.11.20
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