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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年11月06日
企業決算 ]
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 11月5日に発表された米コミック出版社マーベルの第3四半期の業績が予想を大きく上回り好調である。第3四半期までで売上高が前年の2億6660万ドルから41%増の3億7650万ドルに大きく伸びただけでなく、営業収益は前年の8620万ドルから158%増の2億2280万ドルに急伸している。
 当期純益は1億1220万ドルと昨年の4700万ドルとなり、こちらも前年の2倍以上である。

 好調の理由は映画『スパイダーマン3』が5月に劇場公開されたことで、『スパイダーマン』関連のライセンス収入が快調に推移しているためである。
 第3四半期までのライセンス事業の売上高は、昨年の1億170万ドルの倍以上にあたる2億1420万ドルである。さらに営業利益は前年の6240万ドルから1億6300万ドルまで増えている。これらの増加分のほとんどが『スパイダーマン』から発生している。

 ライセンス事業の拡大で見落としがちであるが、ライセンスと並ぶもひとつの主力事業の出版事業も好調である。これは近年のコミックス出版市場が力強い成長を取り戻しつつある反映でもある。また、グラフィクスノベル市場の拡大により、アメリカン・コミックス市場も拡大しているためである。
 出版事業はコミックス専門店、一般書店が好調で、一般向けとマニア向けの双方が好調であることがわかる。特に第3四半期は『World War Hulk』とスティーブン・キングの人気原作『ダーク タワー』シリーズのコミカライズ作品が、業績に貢献した。
 第3四半期までの売上高は9540万ドル(前年同期比19%増)、営業利益は4130万ドル(同27%増)である。

 一方、玩具事業は自社生産とラインセンス生産の混乱もあり、売上高は昨年の8500万ドルから6690万ドルに大きく減少した。
 しかし、玩具ライセンス収入の増加により採算性が大きく改善したことから営業利益は1460万ドルから3970万ドルに上昇した。

 自社独自の製作を続けている映画製作事業は、これまで完成した映画がないため依然、先行投資が続いている。しかし、全体の利益がそれを大きく上回っており、キャッシュフローに問題は全くない。マーベル製作の映画は来年5月に『Iron Man』、6月に『超人ハルク』が劇場公開される予定である。
 現在のところはFOXが製作する『ファンタステック フォー』と『Xメン』の新作は予定されているが、本年の大ヒット作『スパイダーマン』の続編は予定にあがっていない。またソニーとの共同製作は予定もない。来年以降のマーベルの業績は、いよいよ自社製作の劇場映画の成果が問われることになる。

マーベル http://www.marvel.com/

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posted by animeanime at 2007.11.06
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