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 第8回
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2007年09月10日
インターネット ]
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 手塚治虫のアニメ作品などを管理する手塚プロダクションは、9月4日から米国のiTunes Storeで、手塚治虫原作のテレビアニメと劇場アニメの動画ダウンロード配信サービスを開始した。
 iTunes Storeは米国のアップルが運営する音楽・映像の有料ダウンロード配信サイト、この分野で北米市場シェアの8割を握っている。
 今回、手塚プロが配信をするのは、テレビシリーズが1980年版の『鉄腕アトム』(全52話)とOVA版ブラックジャック(全10話)、『火の鳥』(全13話)である。また映画では2004年の『劇場版 ジャングル大帝』、それに手塚治虫が1962年から1988年まで制作した8つの実験アニメーションとなる。このなかには『ある街角の物語』や『展覧会の絵』、『ジャンピング』など国内外のアニメーション賞受賞作品が含まれている。

 iTunes Storeは、これまで音楽配信を主体としてきた。しかしインターネットを通じた動画配信需要が高まってきたことから、最近はテレビ番組や映画などの映像番組のビジネスに力を入れている。日本では作品の権利関係の問題もあり動画配信ダウンロードサービスの普及のスピードは遅いが、北米ではテレビ番組なども含めて急激に普及している。
 こうした背景もあり手塚プロダクションは日本ではなく、動画ダウンロード配信サービスの普及している北米市場でいち早くビジネスに乗り出した。

 北米のiTunes Storeでは、現地のアニメ流通・販売会社のファニメーションが、『サムライ7』や『スピードグラファー』など、ゴンゾの作品を中心に有料配信を行っている。しかし、日本の企業がアニメ作品を提供するのは初めてのケースである。
 また米国では現地のライセンスを管理する現地のアニメ企業がアニメ番組の流通・配信事業を行うことが多い。現地法人を持たず、また現地企業を通さずに日本の企業がアニメ作品を直接展開するのは極めて異例である。
 
 手塚プロダクションは、今回の実績が日本のアニメ作品の北米向け展開におけるマイルストーンとなるとしている。
 インターネットを通すことで、日本企業が海外に直接進出出来る可能性は、これまでも指摘されたことはあるが、今回は実際にそれを試みていることで注目に値する。

 一方国内では、アニメの番組でないが、バンダイチャンネルが音楽にアニメの映像を組み合わせたサービス「ANIME OPEN/END」や 「ANIME MUSIC CLIP」を展開している。
 こうした動きは今後のアニメ番組の動画配信をも期待させるものである。iTunes Storeを中心にアニメの動画配信ビジネスも大きく変わりつつあるようだ。

手塚プロダクション http://www.tezuka.co.jp/
iTunes Store(米国)  http://www.apple.com/itunes/store/

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posted by animeanime at 2007.09.10
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