検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2007年07月13日
企業決算 ]
clear.gif

 マニア向けのキャラクター商品の製造・販売を行なうブロッコリーが平成20年2月期(19年3月~20年2月)の決算を発表した。昨期は5年ぶりに黒字決算を計上して話題を呼んだブロッコリーだが、今期の第1四半期は再び赤字決算に沈んだ。
 売上高は前年同期比で3.8%減の21億5800万円だったほか、営業損失が2100万円、経常損失は2000万円、当期純損は2500万円とそれぞれ赤字となっている。

 ブロッコリーによれば第1四半期は、前年に較べて市場を牽引する強力なコンテンツがなかったという市場全体の動きがある。これに加えて、同社のリテール事業で小売店舗個別の事情があったためとしている。
 秋葉原本店で補修工事を行ったほか、一部の地方店で商業施設再開発の影響で集客力が低下したためである。国内店舗部門の売上高は、前年同期比で9.1%減の15億2600万円にとどまった。
 しかし、自社製品卸売やロイヤリティ管理、イベント運営を行うエンターテイメント事業部は好調だった。予定していたトレーディングカード製品が、第2四半期にずれこんだにも関わらず、需要が底堅く維持した。売上高は前年同期間比8.9%増の4億400万円である。

 一方でブロッコリーは、小売店舗のスクラップアンドビルドなどを理由に特別損失の発生を発表した。この結果、第1四半期の業績も鑑みて、同社の連結業績予想は当初予想から大きく引き下げられた。
 新しい業績予想は、通期連結売上高が従来予想の97億6000万円から93億2400万円に引き下げられるほか、経常利益も16億円から4億5000万円に大きく引き下げられる。さらにこれまで1億3600万円のプラスであった当期純利益は、5800万円のマイナスに転じる。

 特別損失の発生は、ゲーマズ仙台店の移転とららぽーと船橋店の閉鎖、物流倉庫の移転、Web通販サイトのリニューアルなどに伴うものである。
 仙台店は、仙台市内の繁華街に建設されるゲームとホビー・カルチャー専門ビル三経60 ビルに移転する。ブロッコリーは、ビル内の店舗との相乗効果によって集客が増加するとみている。この移転でおよそ800万円の損失が発生する。
 またららぽーと船橋店は、当初想定した売上高を確保出来ず赤字が続いていたことから、賃貸契約解約の違約金を払ったうえでの閉鎖となった。この閉店で約2000万円の特別損が発生している。
 このほか物流倉庫の移転による特別損失が2700万円、通販サイトリニューアルによる損失が700万など合計2億4000万円あまりの特別損失が発生している。

 トレーディングカードの好調が続いているだけに、ブロッコリーの経営の鍵はやはり主力の小売店での販売にかかってきそうだ。
 安定的な経営軌道に乗れるかどうかは、店舗網の効率的な配置と運営にかかっていると言えるだろう。

ブロッコリー http://www.broccoli.co.jp/

clear.gif
posted by animeanime at 2007.07.13
clear.gif
clear.gif
コメント
clear.gif