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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年05月16日
企業決算 ]
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 大手アニメ製作会社のGDHは、5月15日に平成19年3月期(18年4月~19年3月)の決算を発表した。業績は5月1日に発表された業績予想とほぼ同じで、売上高は87億1200万円と前年比で20.2%の増加となったが、利益面では赤字に転落した。
 営業損は18億7100万円、経常損は19億3100万円、当期純損は25億9300万円である。

 この期間、大型劇場アニメ『ブレイブストーリー』があったほか、オンラインゲーム事業の立ち上げにより売上高が増加した。
 しかし、DVD関連の発売収入と版権収入が低迷した。また、コンテンツファンドの完全連結子会社化により、コンテンツファンドからのアニメ制作事業売上高を連結決算に出来なかったことで収益は大幅に減少した。また、アニメ制作の新規受注の一部抑制も、収益の減少につながった。

 制作事業はマニマ向け作品では、『ウィッチブレイド』、『NHKにようこそ』、『RED GAREDEN』、『パンプキン・シザーズ』、『ガラスの艦隊』、『月面兎兵器ミーナ』を、キッズ向けではTVアニメで『G.I.JOE SIGMA6』、劇場アニメ『ブレイブストーリー』を手がけている。
 利益率の高いテレビアニメの受注が減り、売上高は前期比2.4%減、営業損失9億6400万円となった。

 ライツ事業は、ビデオグラム(DVD・ビデオ)化権や海外利用権を含む2次利用権などから構成される。売上高は前年比で43.5%増加し37億9400万円となったが、DVDの苦戦により、営業損失は3億8000万円の赤字であった。
 好調だったのはオンラインゲームの『ナイトオンライン』と『Master of Epic ~The ResonanceAge Universe』の運営が中心となったメディア事業である。売上高は8億2100万円と前年比159.0%増、営業利益は379.7%増の4000万円と大幅増となったが、事業全体に占める割合が低く業績全体への影響は小さかった。

 GDHは今期以降、アニメーション事業ではホビー領域(マニア向け)の再強化を目指す。さらに、クールなアニメーションをメジャーにするプロジェクトとして「GONZO+(ゴンゾプラス)」を打ち立てて、その第1弾のプロジェクトである『アフロサムライ』の事業を積極的に展開するとしている。
 平成20年3月期として売上高93億円、経常利益10億円、当期純利益500万円を予想している。
 
 また、決算発表とともに役員の異動も発表されている。現執行役員副社長兼COOの内田康史氏と現執行役員副社長兼CFOの後藤文明氏が新任取締役候補となる。さらに大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ部長でGDH顧問の白滝勝氏とソネットエンタテインメント経営企画管理部門経営企画部企画課課長の北村直樹氏も新任取締役候補となる。大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツとソネットエンタテインメントは、GDHの主要株主となっている。
 一方、現取締役の村濱章司氏と梶田浩司氏は、退任することになる。村濱章司氏は、GDHの最高顧問に就任する予定である。いずれも6月28日付の人事となる。

GDH  http://www.gdh.co.jp/

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posted by animeanime at 2007.05.16
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