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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年04月16日
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 大手広告代理店の博報堂DYは、同社のメディア事業子会社博報堂DYメディアパートナーズを通じて映像製作・流通の有力企業東芝エンタテインメントの全株式を東芝より取得し、完全子会社化する契約を結んだ。
 買収価格は明らかにされていないが、同社の資本金は4億9000万円、年間売上高は80億円程度と見られる。4月16日に株式譲渡契約が結ばれ、5月1日付で株式の取得が完了する。また、5月1日の株主総会を経て、博報堂DYメディアパートナーズの春名慶氏が新社長に就任する。

 博報堂DYは製作出資を通じて数多くの映像事業を展開しており、アニメ事業も強力である。昨年は大ヒット劇場アニメ『ゲド戦記』に出資したほか、テレビアニメでは『交響詩篇エウレカセブン』、『コードギアス 反逆のルルーシュ』などを手掛けている。
 博報堂DYによれば東芝エンタテインメントを傘下におさめることで、同社が過去30年間続けてきたメディア・コンテンツ事業をより強化出来るとしている。一方で、映像事業についてはこれまで通り、国内外の有力なコンテンツホルダーと共に事業展開を展開するともしている。

 また東芝エンタテインメントは、東芝系の映像製作・流通会社である。特にアニメ部門に強みを持っており、アニメ映像パッケージの有力企業のひとつでもある。近年のヒット作には『灼眼のシャナ』や『げんしけん』、『英国恋物語エマ』があり、現在は人気ゲームのアニメ化作品『デビルメイクライ』が期待の新作となっている。
 同社は2003年に東芝が音楽事務所大手のアミューズから、アミューズピクチャーズを買収するかたちでスタートしている。しかし、およそ3年で再び東芝グループの手から離れることになる。

 昨年暮れに東芝は音楽出版子会社の東芝EMIを、合弁事業先でイギリスの大手音楽出版社であるEMIに売却したばかりである。また、2004年には映像事業関連会社で実写版『キューティーハニー』などを手掛けた日本テレビ、ワーナーブラザーズとの共同出資会社トワニーも解散している。
 東芝は1960年代に設立した東芝EMIの時代から始まり、日本の総合家電メーカーがコンテンツ産業との融合を目指した80年代の米国の大手メディア企業タイムワーナーへの出資と長年エンタテインメント事業に注力してきた。しかし、今回映像製作・流通の主要子会社である東芝エンタテインメントを手放すことで、エンタテイメントソフトの分野からほぼ完全に撤退することになる。 

東芝エンタテインメント http://www.toshiba-ent.co.jp/
博報堂DYメディアパートナーズ http://www.hakuhodody-media.co.jp/
博報堂DY http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
東芝 http://www.toshiba.co.jp/

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posted by animeanime at 2007.04.16
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