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2007年04月22日
ヨーロッパ ][ 行政 ]
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 麻生太郎外務大臣は4月20日の記者会見で、22日から第1回目の投票が始まるフランス大統領選挙のロワイヤル議員について、日本のマンガへの理解が不足しているのではないかとの趣旨の発言を行なった。
 この発言は2008年のサミット開催地や北朝鮮情勢などと並んで質問されたフランス大統領選挙の情勢について答えたものである。

 記者会見では親日派で知られる現シラク大統領が引退し新大統領に替わること、有力候補の1人である社会党のロワイヤル議員が日本のマンガを暴力的な表現が多く、女性の描き方が女性蔑視的だと発言していることに対して質問が行なわれた。
 これに対して麻生外相は、「その発言は確か正式には1990年と聞いておりますが、随分、時代も変わっていますし、最近の少女漫画等々、日本のコミックというものの内容というものがどれだけ幅広くなっているかということを、もう少し読む量を増やされた方が良いですね。(外務省HPから引用)」と答えている。
 ロワイヤル候補の発言が日本のマンガを充分理解しないうえでの発言、優れた作品が存在することをもっと知って欲しいとの発言となっている。
 麻生外相は政界でも有数のマンガ通として知られており、マンガを通じた文化交流の推進にも熱心として知られている。それだけに今回のより深い理解を求める発言となったものと思われる。

 また、もう一方の有力候補のサルコジ氏が、相撲は頭にポマードを塗りたくった太った男達がぶつかり合い知的なスポーツではない、京都の庭園を見たけれども陰気くさくて理解できなかったと発言したことについては、「そう言われたからって気になる間は進歩しません。(外務省HPから引用)」と一蹴している。
 外相は「自分の良いと思ったことをやっていれば、どんどん良くなっていく。ついこの間まで生の魚を食べるのはおかしいと言っていたじゃないですか。それが今「SUSHI、SUSHI」とみんな食べているのはおかしいじゃないですか。フランス人からお寿司だ、生の魚を食べるのはおかしいと言われたら何となくおかしいと思ってしまうところが、そもそもの間違いなのです。(外務省HPから引用)」とした。

 22日に始まったフランス大統領は与党保守陣営の推すサルコジ氏、社会党のロワイヤル氏、中道フランス民主連合のバイル氏の有力候補による三つ巴の争いとなっている。選挙情勢は流動的で、第2回の決戦投票はほぼ確実、3候補のうちの誰が大統領になってもおかしくない状況である。
 このうちロワイヤル議員については、日本アニメやマンガに対する過去の攻撃的な論評がしばしば話題になっている。同議員が当選するとフランスにおける日本のポップカルチャーの普及に影響がでるのでないかとの見方もあり、この日の質問につながったようだ。

外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/

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posted by animeanime at 2007.04.22
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