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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2007年01月30日
ベンチャー ]
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 1月30日に日本経済新聞朝刊に掲載されたみずほ銀行のイメージ広告が注目である。広告は同行のニュービジネス支援サービスをアピールするもので、第10面を全てを利用している。
 そのイメージ画像として劇場アニメ『イノセンス』のビジュアルが利用されている。ビジュアルといっても作品画像でなく、机に置かれた『イノセンス』のレイアウトと鉛筆で、レイアウトには『イノセンス』の主人公バトーと愛犬のバセット犬が描かれている。
 きらびやかなアニメの絵を使わず、敢えてアニメの制作素材であるレイアウトを利用することで、アニメ制作を支援する銀行のイメージをアピールしているようである。

 もともとみずほ銀行は2000年頃より、ニュービジネスの一環としてコンテンツ関連ファイナンスに最も早く取り組んだ金融機関である。著作権を担保にした資金融資など、コンテンツファイナンスの開発に熱心である。
 今回の広告は「知的財産権」「先端技術」「ビジネスモデルの独自性」などの視点から、企業の事業成長やビジネスモデルのソリューションを提案している。そうしたビジネスの例として「たとえば、新作アニメの『著作権』を活用したファイナンス」と語りかけている。

 今回の『イノセンス』の採用は、ニュービジネスの代表としてアニメが一般的に捉えられていることや『イノセンス』の持つ未来的なイメージに理由がありそうだ。
 また、『イノセンス』の制作会社プロダクション・アイジーは、これまでにも『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』と日産自動車のコレボレーションや鹿島建設の広告に平田秀一氏による未来都市のビジュアル提供などをしている。
 アニメーションと企業広告と言えばキャラクター広告が多いが、いずれもアニメの持つ別のイメージを利用したコラボレーションでユニークなものである。

 いずれにしても今回の広告は、アニメにあまり関心のないビジネスマンに対しても、強烈な印象を残したのでないだろうか。
 みずほ銀行によれば今回の広告出稿は日本経済新聞のみで、今後の出稿については未定であるとしている。

 しかし、このレイアウト。実際の制作に使われたものでなく、描き下しのように見えるのだがどうだろうか?

みずほ銀行

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posted by animeanime at 2007.01.30
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