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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2007年01月16日
企業決算 ]
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 玩具企画・開発のウィズは、平成19年5月期(18年6月~19年5月)の連結中間決算を発表した。
 連結の売上高は26億6000万円、営業利益は4億6600万円、経常利益は4億8400万円、中間純利益は2億7500万円となる。本年から連結決算を導入しているため、個別決算であった前年同期との比較はない。

 しかし、個別決算の比較では、売上高は25億5200万円で前年同期比38.2%減、営業利益は5億5100万円(同44.7%減)、経常利益は5億7100万円(同42.3%減)と前年に較べて大きく数字を落としている。
 売上高の減少は、昨年の業績を支えた『たまごっち』のブームが収束しその関連商品の売上が減少したことと、『ふたりはプリキュア』シリーズの関連商品の売上高が昨年を下回ったためである。
 ただし、『たまごっち』のキャラクター版権収入は昨年を大きく上回ったほか、テレビアニメの放映が始まった『デジモン』シリーズ関連の商品売上高は伸びた。

 ウィズが今期から導入した連結決算には、本体企業ウィズのほか香港子会社のWIZ(H.K.)LTD.、デジタルコンテンツの企画・制作のepics、アニメの企画・制作の葦プロダクション、ペット用品のクレマリーミルクが含まれる。
 このほか任意組合でアニメ番組の企画・製作を行なう「レジェンズ製作委員会」が関連会社とされている。「レジェンズ製作委員会」は、アニメ番組『レジェンズ~甦る竜王伝説~』の企画制作のために設立されたものである。
 アニメ製作のための製作委員会を連結決算のなかに含めるのは珍しい例だが、これは昨年9月から導入された投資事業組合に対する連結決算の厳格化に対応するためである。
 同製作委員会に対するウィズの出資比率の高さから、実効支配のある関連会社として決算を連結化したと見られる。
 また、連結対象にならないが、ウィズはこれ以外に今期新たにソフトビニール玩具のフジトーイとカプセル玩具のクワガタにそれぞれ出資比率18%の出資を行なっている。

 今期から連結会社となったアニメ制作会社の葦プロダクションは、事業の中心が作品の海外販売や版権許諾となったため売上高は3400万円にとどまった。
 しかし、同社は下半期に新作アニメ『獣装機攻ダンクーガ ノヴァ』の制作を行なうため今後は売上高が伸びそうだ。

 同社はこれまで通期連結売上高を65億円、経常利益を12億円、当期純利益を6億7000万円と予想している。
 中間期までの業績に対する進捗率は売上高で40%程度となっている。しかし、玩具業界特有の売上高の最も大きなクリスマス商戦が、このなかに含まれていないため達成は可能と見ているようだ。一方、経常利益の進捗率は中間期で既に70%に達している。

ウィズ 
葦プロダクション 

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posted by animeanime at 2007.01.16
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