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2006年11月16日
企業決算 ]
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 上場出版社の幻冬舎は11月15日に、平成19年3月期の中間決算を発表した。日本の出版産業自体が伸び悩む中で、売上高こそ前年を維持したものの営業利益と経常利益は前年より減少した。
 これは書籍出版事業が、前年比でマイナスになったことが影響している。しかし、コミックス事業は前年同期に較べて堅調さを維持した。

 出版事業では98点を刊行し前年より12点増加したが、増刷を重ねる作品が減少した。売上高は38億6400万円(前年同期比4.3%減)、営業利益は7億700万円(同28.0&減)となった。
 売上げが好調だったのは『ゴー宣言 SPECIAL いわゆるA級戦犯』(25万部)、『愛の流刑地』(上下巻合計40万部)、『名もない毒』(20万部)である。

 書籍事業に次ぐコミックス事業では、期中に人気シリーズの『Rozen Maiden』の7巻を刊行した。既刊の1巻から6巻も好調で重版を重ねている。コミックス事業の中核となっている。 
 また、『天才ファミリー・カンパニー』も堅調な売れ行きとなったとしている。さらに、前年に創刊したボーイズラブ専門の「幻冬舎ルチル文庫」も好調である。

 コミックス全体では、コミック誌『コミックバーズ』や『小説リンクス』やコミックス単行本合計99点を刊行した。これは前年の91点より8点の増加となる。
 この結果コミックス事業の売上高は8億6600万円で前年同期比13.5%増、営業利益は1億3800万円(同0.5%増)と全体の業績よりも堅調になっている。

 コミックス事業は売上高全体の16%だが、幻冬舎は事業の根幹となる人気作品の創出を念頭にコミックス事業の拡大を目指している。さらにコンテンツのモバイル配信や海外への展開、新分野・新事業への進出を拡大している。
 国内出版事業が伸び悩むなか、同社もコミックを通じたメディアミックスや海外事業の展開を視野に入れているようだ。

幻冬舎 

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posted by animeanime at 2006.11.16
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