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米国のウェブ広告会社ワイアードセット(Wiredset)は、自社の運営するマーケット情報サイトインフォフィルター(Infofilter)でファイル交換ソフトビットトレント(BitTorrent)を利用したファイル交換作品のベスト50の公開を開始した。
ランキングは分野ごとに「ゲーム」、「音楽」、「ソフトウェア」など6つの分野に分かれており、そのひとつとして「アニメ」カテゴリーが設けられている。アニメはファイル交換の主要カテゴリーと独立して設けられるほど、英語圏でのファイル交換で存在感が大きいと言える。
ワイアードセットによれば同社が今回の調査を開始したのは、エンタテメント企業にエンタテイメントコンテンツ交換の現実を理解して貰うためだという。
ビットトレントは英語圏を代表するファイル交換ソフトである。世界中で広く利用されているため、ファイル交換のトレンドを知るには最適な対象といえるだろう。
調査の方法はワイアードセットが、3万以上のトラッカーと200以上のビットレントを利用するウェブサイト、50万以上の稼働中のトレレントを利用している。データーは日別に取り、毎日更新される。
ワイアードセットの目的がファイル交換の現実を業界に知らせるためだとしたら、今回の調査はアニメ関連企業にとってはかなり厳しい現実となっている。
このベスト50だけを見ると英語圏におけるアニメの違法なファイル交換はやはり深刻な状況となっているからだ。ランクキングに入った作品は、全てファンサブと呼ばれる日本アニメのインターネット海賊版となっている。
10月23日の調査結果では、ランキング1位の『ゼロの使い魔 8話』は1日だけで、およそ1万近いファイル交換が行われている。
また、ファンサブ利用者の間では米国でライセンスの発表された作品は、ファンサブの配信はしないとの不文律があるとされてきた。しかし、ランキングには既に米国で放映が開始されている『NARUTO』や『Bleach』、『ワンピース』さらに米国で紹介されて久しい『ドラゴンボール』や『天空のエスカフローネ』の名前などもあがっている。
問題は指摘されながら、その対策の複雑さや手間、アニメファンとの良好な関係の維持などの問題は複雑で、ファンサブについて多くの企業が取り組みかたに悩んでいる。
今回の調査結果の公表開始は、そうしたなかに一石を投じることになりそうだ。
インフォフィルターのTop50 Anime Torrent(10月23日)
1位 ゼロの使い魔 8話
2位 ゼロの使い魔 10話
3位 イノセント・ヴィーナス 1話から2話
4位 HENTAI
(タイトルのタグにHENTAIの語句が含まれいる作品全て)
5位 HUNTER×HUNTER 26話から62話
6位 ノエイン
7位 NARUTO 76話から100話
8位 ドラゴンボール 1話から276話+劇場版
9位 NARUTO 151話から175話
10位 NARUTO 197話
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