検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2006年05月31日
企業経営 ][ 米国 ]
clear.gif

 米国のアニメ流通会社ファニメーションが、人気アニメ『フルメタルパニック』の第3シーズン『フルメタルパニックThe Second Raid』の販売権利をカドカワ・ピクチャーズUSAから獲得したと発表した。これは角川グループの米国会社カドカワ・ピクチャーズUSAが販売するDVD作品の第1弾となる。
 カドカワ・ピクチャーズUSAは、同社がファニメーションと販売戦略について良好な関係築けたと述べ、今後も協力関係を維持したいとしている。

 しかし、『フルメタルパニック』の前2作のDVDは、これまでファニメーションのライバル会社であるADヴィジョン(ADV)から発売されていた。人気シリーズの販売元が、途中から変わるという少し異例の展開となっている。
 さらに、販売元の移動が驚きを与えるのは、これまで角川グループとADVが幅広い事業で親密な関係を結んできたことにも理由がある。ADVは日本では角川書店が販売する人気アニメ雑誌「ニュータイプ」の米国版を発売し、やはり現地で人気を集めている。
 また、両社は昨年、TVアニメシリーズ『強殖装甲ガイバー』を共同製作するなどの実績もある。

 近年、アメリカのアニメビジネスでは東映アニメーションやVIZメディアなどに見られるように、日本側が自ら現地ビジネスを行うケースが増えている。今回のカドカワ・ピクチャーズUSAの米国事業進出もそれと同様に考えてもよいかもしれない。
 そうした環境の変化のなかで、従来のビジネスパートナーであっても、交渉条件が折り合えず今回のようなケースになったとも考えられそうである。

 一方ADVは、5月30日に、同社が取り扱う人気作品のキャラクター商品を取り扱うインターネットショップの開店を発表した。そのなかにはアメリカでも人気の『あずまが大王』や『カレイドスター』などが含まれている。
 また31日には、ポータブルメディアプレイヤーのダウンロードサービスZVUE.comを持つハンドヒールドエンターテイメントと事業提携を発表した。ZVUE.comを通じて日本アニメを販売する戦略である。
 ADVは既にケーブルテレビでのアニメ配信も行っており、同社のアニメ事業戦略は、近年不振とされるDVD販売からその周辺分野に拡大しつつあるようだ。

フルメタルパニック公式サイト 
ファニメーション 
角川ホールデイングス  
ADヴィジョン 
強殖装甲ガイバー公式サイト 
ZVUE.com 

clear.gif
posted by animeanime at 2006.05.31
clear.gif
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://animeanime.jp/blog/mt-tb.cgi/1526

clear.gif
コメント
clear.gif