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2006年04月28日
企業経営 ][ M&A ]
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 今年3月に合併を果たした、タカラトミーの旧タカラの子会社売却が続いている。今月4月4日に家電子会社の日本電熱を現経営陣に売却したのに続いて、4月18日にDIY・園芸用品の製造販売会社アステージの売却を明らかにしたほか、4月26日は出版子会社ジャイブをポプラ社に売却した。

 4月18日に売却が発表されたDIY・園芸用品製造・販売のアステージは、新潟に本社を持ち年間売上高およそ46億円、16年、17年と2年連続で経常赤字を続けていた。タカラは、同社の株式の93.65%を所有していたが、譲渡価格1億9500万円で同業他社のジェー・イー・ジェーへ売却された。
 今回の譲渡により、単体で8億7700万円、連結で1億7800万円の特別損失が発生する。

 また、出版情報の新文化によれば、キャラクターコンテンツを中心に展開していた出版子会社ジャイブは、4月26日付でポプラ社に売却された。ポプラ社は、児童文学などの児童書を中心とした中堅出版社である。
 2003年5月に設立されたジャイブは「月刊コミックラッシュ」などのコミック誌のほか、ライトノベルやムック本などを展開してきた。旧タカラの玩具部門と関連が深い『トランスフォーマー』や『マジック:ザ・ギャザリング』のほか、旧子会社のブロッコリー関連の出版も行って来た。しかし、タカラトミーの一連の事業再構築のなかで事業から切り離されることになったようだ。

 一連の売却は旧タカラの負の遺産の整理であるだけでなく、旧タカラが進めていた異業種間の相乗効果戦略から、あらためてタカラトミーが得意とする玩具事業へ回帰を示している。
 バブル崩壊後は多くの日本企業が「事業の選択と集中」のもとに、本業重視路線を強め、事業の建て直しに成功している。旧トミーとの合併によりタカラトミーは、ようやく復活のための足掛かりを掴み始めているといえるだろう。

タカラトミー 

日本電熱 
アステージ 
ジャイブ 
ポプラ社 

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posted by animeanime at 2006.04.28
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