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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2006年02月02日
コンベンション ]
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 開催が来月に迫った東京国際アニメフェアは、現在、公式サイトで見本市への出展企業・団体の名前を公開している。
 今回、出展企業・団体は過去最高とされている。しかし、単純な数の増加でだけでなく、どういった企業の参加が増え、減ったのかで、現在のアニメ産業の潮流も垣間見えてくる。ここで、そうした産業のトレンドを考えてみたい。

 まず、見本市の主役であるアニメ制作会社だが、昨年は出展なく、今回、新たに出展した主な企業は、ガイナックス、日本アニメーション、スタジオディーン、マッドハウス、白組である。これまで、参加していなかった主要な制作会社のほとんどが参加したかたちとなった。大手制作会社で、今年から出展を止めた企業はほとんどないため、今回は日本の主なアニメ制作会社がほとんど参加するかたちになった。
 見本市については、日本のアニメビジネスのほとんどは見本市以外の場所で行われるので、その役割について疑問の声もある。しかし、少なくとも多くのアニメ制作会社が、ビジネスの場や企業の宣伝の場としてのアニメフェアの役割を認識しているとはいえるだろう。

 また、今年の注目すべき点は、ジャパンデジタル・コンテンツ信託やノース・スターズ・ピクチャーズ、シンクといったコンテンツファイナンスに関わる企業が、相次いで出展していることである。
 さらに、マーベラスやウェツジといったアニメ関連の新興企業の新規出展もあり、アニメフェアが、単なる制作、流通から、もう少し幅広いアニメ分野へ拡大しているといえそうだ。

 放送局ではウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル・ジャパンとニコロデオンの外資系、カートゥーンを得意とする二大放送局が新たに参加する。例え、外資であっても、日本のテレビ放送についてはアニメの存在は無視できないということだろう。

 このように国内企業の出展は拡大しており好調だが、海外からの出展企業は今後の課題といえそうだ。今後新たな参加があるとしても、韓国など一部の団体を除けば、持続的に出展している企業・団体がほとんどみられないからだ。
 特に、米国企業は、昨年まで出展を続けてきた大手アニメ流通会社ADヴィジョンの名前が今回の展示企業リストには見られず、ほぼ全滅である。
 欧米・アジアなどの海外からのバイヤーの数自体は順調に増えている。海外からは、アニメフェアは最新の作品と情報を得る場所で、出展は必要ないと考えられているのだろう。

 今後のアニメフェアの国際化には、アジア企業の出展を増やす努力が最も効果的に違いない。世界各国のバイヤーが来るのであれば、成長著しいアジア諸国のアニメ作品を欧米、アジア、日本のバイヤーに売る場所にも利用出来るからだ。
 それが、世界唯一のアニメ見本市の責任でもあり、アジアのアニメ産業の発展は、そうした国々とも深く結びついた日本のアニメ産業の発展にもつながるに違いない。

東京国際アニメフェア 
 出展企業・団体一覧 

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posted by animeanime at 2006.02.02
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