マンガ「はたらく細胞」で感染症予防を啓発…厚労省 | アニメ!アニメ!

マンガ「はたらく細胞」で感染症予防を啓発…厚労省

 厚生労働省は2021年4月28日、マンガ「はたらく細胞」(ムービングコミック)の「新型コロナウイルス編」および「感染予防編」等を通じて、感染症予防の大切さを啓発することを公表。発行元の講談社と協力し、感染予防啓発ポスターも作成した。

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 厚生労働省は2021年4月28日、マンガ「はたらく細胞」(ムービングコミック)の「新型コロナウイルス編」および「感染予防編」等を通じて、感染症予防の大切さを啓発することを公表。発行元の講談社と協力し、感染予防啓発ポスターも作成した。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、情報発信強化の一環として、最前線で闘う医療従事者に感謝を込めつつ、マンガを通じて新型コロナウイルス感染症の理解を深めることにより、感染症予防の啓発を図る。

 漫画「はたらく細胞」(清水茜著)は、体内で働く白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞等の体内細胞を擬人化。体内に入ってきた細菌・ウイルス・異物等に徹底抗戦するドラマを描いている。シリーズ累計500万部突破の人気コミック。

 はたらく細胞「新型コロナウイルス編」と「感染予防編」は、音声や効果音入りの「ムービングコミック」として2022年3月31日までYouTubeで配信。同作品は、国立国際医療研究センターの忽那賢志医師が医療監修を行い、JICA(国際協力機構)の支援を得て英語やヒンディー語に翻訳され、世界に無料で配信される。

 また、ポスターも作成し、大人数での長時間におよぶ飲食、カラオケ、車中等マスクなしでの会話を控える等、「はたらく細胞」の登場人物のイラスト付きで注意を呼び掛けている。厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に関する正確な情報を迅速に届けるため、今後も、メディアを活用しての情報発信の強化・充実化を進めていくという。
《田中志実》
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