大橋彩香「止まると死ぬ」ハードル高く駆け抜けた、アーティスト活動5年間を振り返る【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

大橋彩香「止まると死ぬ」ハードル高く駆け抜けた、アーティスト活動5年間を振り返る【インタビュー】

人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。7月は大橋彩香さんを特集。第1弾「デビュー5周年。これからも、ファンのみんなと一緒に駆け抜けていきます!」では、デビュー当時の振り返りと5周年を迎えた心境をお聞きしました。

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アニソン定額配信サービス「ANiUTa」が、人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。アニメ!アニメ!では、そのインタビュー記事の一部をお届けします。

7月は、大橋彩香さんを特集!アーティストデビューから今後の展望について4週連続で深掘りします。
第1弾「デビュー5周年。これからも、ファンのみんなと一緒に駆け抜けていきます!」では、デビュー当時の振り返りと5周年を迎えた心境をお聞きしました。
【取材・構成=鈴木隆詩】

大橋彩香
──今年(2019年)、アーティストデビュー5周年を迎えた大橋彩香。その間、アニメ主題歌を数多く歌い、8枚のシングルと2枚のフルアルバムをリリース。順調な活動を展開してきた。アーティストとしての5年は、彼女にとってどんな月日だったのだろう?

「こんなに長くアーティスト活動を続けられるなんて、デビュー当初は思ってもいなくて、シングルを3枚くらい出して終わるんじゃないかなと思っていました(笑)。だから、5周年を迎えられたことを、とても嬉しく思っています」

──明るく元気なキャラクターが魅力の彼女。しかし、アーティストデビューにあたっては、不安が多かったという。

「こんな私がアーティストとしてCDを出していいんだろうかと、デビュー当時は不安しかなかったです。私は自分に課すハードルがいつも高いみたいで、中途半端が許せないんです。周りの人は、もっと気楽にかまえていればいいのにとか、アーティストとして十分にやれているから自信を持っていいんだよって、何度も言ってくれたんですけど、大丈夫って思えるまではけっこう時間がかかって。1stアルバム『起動 ~Start Up!~』(2016年5月18日)をリリースして、1stワンマンライブ『Start Up!』を乗り越えたあたりで、やっと自分に自信が持てるようになりました」

──意外にも、自分を追い込んでしまうタイプだという。

「基本的に『○○したい』ではなく、『○○しなければならない』という気持ちで生きているので、ストレスが溜まりやすい性格だよねって、よく言われます(笑)。常に活動していないと、すぐに不安になるんです。オフの日があると、のんびり休んでいていいのかな、もっと働かないとこの業界から消えてしまう、みたいなことばかり考えちゃって、『止まると死ぬ』ってよく言ってます(笑)

──ネガティヴな感情も含めて、自分の気持ちが素直に言葉として出てくる。そこに、彼女が多くのファンに愛される理由の一つがあるように感じられた。一方で、彼女をなによりも勇気づけてくれたのが、ファンの反応だった。

アーティスト活動を続けていってもいいんだと思えた一番の理由は、ファンレターだと思います。私の歌を聴いて元気をもらえましたとか、受験を乗り越えることができましたとか、不安を振り払うことができましたというメッセージをいただくと、自分が歌にこめた思いがちゃんとみんなに届いているんだなと分かって、歌は技術よりも気持ちが大事なんだなって思えるようになりました。声優アーティストさんがこんなにたくさんいる中で、私の歌を聴いてライブにも足を運んでくださる方がいるということは、すごいことだなと思うんです」

──今年2月には、「ANiUTa AWARD 2018」の“春クール主題歌部門”を、TVアニメ『魔法少女 俺』オープニング主題歌「NOISY LOVE POWER☆」で受賞。再生回数を元にした賞であり、ファンからのダイレクトな評価を示したものだ。

「アーティスト活動をする中で、賞をいただくことは初めてだったので、すごく嬉しかったです。「NOISY LOVE POWER☆」はライブでも盛り上がる曲の一つとして、人気が高いんですが、多くの方が聴いてくださったということが賞という形になって、感激しました」

──「NOISY LOVE POWER☆」は、大橋彩香の魅力がストレートに発揮された、明るいナンバーだ。

「やっぱり大橋彩香と言えば、元気いっぱいで勢いがあってというイメージが強いと思うので、私らしい楽曲で受賞することができてよかったです。『魔法少女 俺』では、主人公の卯野さきちゃんも演じさせていただいて、ギャグものが大好きということもあって、印象深い作品になりました。朝イチの収録で、毎回ハイテンションなお芝居をしていたので、私にとっては目覚めの作品でした(笑)」

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第2回「中学生になったときから、オタクになりました」は、7月10日(水)18時公開予定
《鈴木隆詩》
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