「世界のアニメーションシアター WAT」今年は“女性監督のドキュメンタリー・アニメ”特集! 下北沢トリウッドにて | アニメ!アニメ!

「世界のアニメーションシアター WAT」今年は“女性監督のドキュメンタリー・アニメ”特集! 下北沢トリウッドにて

海外で広がる女性監督のドキュメンタリー・アニメーションを特集する「世界のアニメーションシアター WAT 2019」が、6月29日より東京・下北沢トリウッドにて開催される。

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海外で広がる女性監督のドキュメンタリー・アニメーションを特集する「世界のアニメーションシアター WAT 2019」が、6月29日より東京・下北沢トリウッドにて開催される。
上映作品には韓国とスウェーデン、そして日本から映画13本・17話をセレクト。また7月13日からは、第17回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門で大賞を受賞した『はちみつ色のユン』の日本最終上映もスタートする。

「世界のアニメーションシアター WAT」とは、下北沢トリウッドの開館と同じ1999年から海外アニメーションのトレンドを伝えてきた特集上映イベントだ。
「東京・下北沢トリウッド 開館20周年記念イベント」として開催される今年は、「#MeToo」の動きが変革とダイバーシティの追い風となり、アニメーション界においても女性監督がより自由に社会問題やさまざまな生き様を写し撮るようになってきたなかで、「女性監督によるドキュメンタリー・アニメーション」がテーマに掲げられた。

韓国の作品は、若い脱北女性の声を通して韓国社会の今を問う『花咲く手紙』をはじめ、インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)の推薦を受けた8本。
スウェーデンの作品は、移民留置制度の実態を問う『生き残る、チャプター1』、そして死と向き合うスピリチュアルな世界を映像化した『まだ生きている』と『彼岸』の3本。
日本の作品は、若見ありさを総監督に荒井知恵、こぐまあつこ、大橋弘典、池田爆発郎ら実力派アニメ監督が結集した、オムニバスシリーズ『Birth』の2本・6話となる。

なお期間中は、初日舞台挨拶に登壇する参加監督ら総勢12名の多彩なゲストが来場予定。
さらに7月12日には「WAT 2019」と『Birth』シリーズがコラボした特別イベント「ママパパシアター@トリウッド」が実施され、7月13日からは実写とアニメーションのハイブリッド・ドキュメンタリー『はちみつ色のユン』の日本最終上映がスタートする。

「世界のアニメーションシアター WAT 2019」は、東京・下北沢トリウッドにて6月29日~7月26日の期間で開催。なお2019年7月~2020年6月にかけて、京都・姫路・名古屋などへの国内巡回も企画されている。詳細は順次発表の予定だ。

下北沢トリウッド「世界のアニメーションシアター WAT 2019」
期間:2019年6月29日(土)~7月26日(金)※火曜定休
料金:3プログラム構成
1プログラム券 900円
3プログラム券 2,100円(トリウッド期間中有効)
3プログラム券学生料金  1,800円(トリウッド期間中有効、要学生証提示)
《仲瀬 コウタロウ》
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