バンダイナムコグループは2018年4月から3ヵ年の新中期計画をスタートする。現中期計画ではIP価値の最大化をはかる「IP軸戦略」を行ってきたが、新たな計画ではそれを踏襲し、成長の可能性が高い地域や事業での展開を強化する方針だ。 新中期計画に向けて、グループの組織体制を変更する。まず事業会社の集合体の単位名称をSBU(Strategic Business Unit 戦略ビジネスユニット)からユニットに改め、従来の3SBU体制から5ユニット体制とする。5ユニットの内訳はトイホビー、ネットワークエンターテインメント、リアルエンターテインメント、映像音楽プロデュース、IPクリエイションとなっている。さらに所属する子会社の組織再編を実施し、スピーディな重点戦略を目指す。