「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」11月18日公開 ストップアニメーションで“古き日本”を描く | アニメ!アニメ!

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」11月18日公開 ストップアニメーションで“古き日本”を描く

スタジオライカの最新作『KUBO and the TWO STRINGS』の邦題が『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』に決定した。公開日は11月18日に決まり、ポスタービジュアルと予告編も明らかになった。

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(c)2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.
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スタジオライカの最新作『KUBO and the TWO STRINGS』の邦題が『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』に決定した。公開日は11月18日に決まり、ポスタービジュアルと予告編も明らかになった。

スタジオライカは『ティム・バートンのコープスブライド』や『コララインとボタンの魔女』など、数多くのストップモーションアニメを生み出してきた制作会社である。最新作『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は古き日本の世界をテーマにしたことで注目を集めている。
ポスターは葛飾北斎からヒントを得たという大波と月を背景に、主人公のクボが三味線を構えている1枚だ。クボは三味線の音色で折り紙に命を与えて操るという不思議な力を持つ。「その音は運命を呼び覚ます」というキャッチコピーからは、彼を待ち受ける試練と、それを乗り越えようとする覚悟が伝わってくる。


予告編ではクボが闇の魔力に襲われ、自分をかばおうとした母を失くしてしまう場面が描かれている。やがて彼は執拗に狙われる理由が、母の犯した悲しい罪にあることを知る。呪いや禁忌など、日本の寓話をベースに描いた壮大な世界観を垣間見ることができた。ドラマティックな本編に期待が膨らむ仕上がりだ。
映画の公開に先駆けて、第30回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定した。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞、アニー賞など主要映画祭にノミネートされただけに、東京国際映画祭の目玉の一つになるだろう。

本作の監督は次回作に「トランスフォーマー」シリーズも控えたトラヴィス・ナイトが担当。黒澤明や宮崎駿を敬愛するクリエイターが、日本からインスパイアされた世界観を作り上げた。

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー

監督:トラヴィス・ナイト
声の出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ
原題:Kubo and the two strings/2016/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:石田泰子

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《高橋克則》
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