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海外でカルト的人気をもつ今週注目のSFスリラー映画『エクス・マキナ』

梅雨に入り雲りや雨が多い日々が続く、6月第2週の注目映画はアレックス・ガーランド監督のデビュー作となるSFスリラー映画『エクス・マキナ』。

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海外でカルト的人気をもつ今週注目のSFスリラー映画『エクス・マキナ』
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梅雨に入り雲りや雨が多い日々が続く、6月第2週の注目映画はアレックス・ガーランド監督のデビュー作となるSFスリラー映画『エクス・マキナ』。

本作のあらすじは、世界最大のインターネット会社ブルーブックで働くプログラマーのケイレブが抽選にあたったことで、普段姿を表すことが少ない社長のネイサンがいる山間の別荘に一週間滞在し、女性型ロボット“エヴァ”との人工知能テストに協力するというものだ。もともと2015年1月に英国で上映されたSF映画で、主な登場人物が3名と非常に少ないことに加えて、主な舞台となる場所も山間の別荘内とかなり限定的な内容となっている。

本作は、英国で制作されたSF作品であり1500万ドルの低予算で作られているものの、完成度の高さから海外でカルト的な人気を持っているという。人型アンドロイドを描いたSF映画作品は、リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』やジェームズ・キャメロン監督の『エイリアン2』で登場する“ビショップ”や『ターミネーター』シリーズの“T-800”などが挙げられるだろう。また、スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』ではAIのHAL9000が自己防衛から乗組員達を次々と殺していく展開は映画やSFファンからよく知られている。近年、自動車の自動運転実用化の目処が立ちつつことを筆頭に、より人間の生活へ浸透しつつあるAI。「人間そっくりのAIが誕生したら?」という“if”と、それに付随する恐怖、そして人間とAIとの心理戦が本作の見どころとなるだろう。

登場人物のキャストは、主人公のケイレブ役をドーナル・グリーソンが、女性型ロボットの“エヴァ”役をアリシア・ヴィキャンデルが、社長のネイサン役をオスカー・アイザックが演じる。スタッフは、監督/脚本に『28日後…』の脚本などを書いた経験を持つアレックス・ガーランド氏が担当する。

全国13劇場と小規模な上映となる『エクス・マキナ』は6月11日に公開予定だ。

《G.Suzuki》
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