6月2日から26日まで東京・横浜の全6会場にて、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016」(SSFF & ASIA)が開催される。6月5日には堤大介監督のトークショーが行われる。堤大介監督はロバート・コンドウ監督と共に短編アニメーション『ダム・キーパー』を制作し注目を集めた。SSFF & ASIA 2016では最新作『ムーム』のジャパンプレミア上映会も実施する。堤大介監督は『アイス エイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当した後の2007年にピクサーへ入社。アートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。2014年7月にはアニメーションスタジオ・トンコハウスを設立。2015年には『ダム・キーパー』が第87回アカデミー賞短編アニメ部門にノミネートされて大きな話題となった。『ムーム』はロバート・コンドウ監督と再びタッグを組んだ最新作である。川村元気(作)と益子悠紀(絵)による同名の絵本を原作としており、主人公・ムームとルミンの出会いを描いている。手描きの『ダム・キーパー』とは異なり、フル3DのCGで表現された本作に期待したい。6月5日には表参道ヒルズ スペース オーにてジャパンプレミア上映が行われる。ここで堤監督のトークショーも予定し、作品に賭けた想いや制作秘話などを聞くことができる。価格は前売 2000円、当日 2300円(全て税込)だ。「SSFF & ASIA 2016」は今年で18回目の開催となる。今回は世界100ヵ国以上から約6000本の応募があり、厳選された約200作品が上映される。特別上映作品には、レオナルド・ディカプリオ出演、マーティン・スコセッシ監督の『オーディション』や、アカデミー主演女優賞のブリー・ラーソンが出演し、共同監督としてもクレジットされている『オモイ想い』など、注目作が揃っている。[高橋克則]『ムーム』上映&堤大介監督トークイベント日時: 6月5日 17:30~19:10会場: 表参道ヒルズ スペース オー料金: 前売 2000円、当日2300円(税込)
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