アニメイトバンコク店オープン、日本のカルチャー3万アイテムに2日間で1万2000人が来店

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日本マンガの海外展開の新しい潮流がタイ・バンコクから始まった。2月6日、バンコク市内の大型ショッピングセンターMBK Center 7階に、アニメイトバンコク店がオープンした。面積560m2(170坪)の大型店舗で、店内には日本のキャラクターグッズやCD、DVD、それに日本マンガ、現地タイのコミックスも含めて3万アイテム、7万点もの商品が並べられた。
オープン初日には、日本カルチャーファンが開店前から長い列を作って開店を待ちわびた。来店者数は1日目だけで5000人、日曜日となった2日目には7000人もが訪れた。2日間だけで1万2000人という好調なスタートだ。

アニメイトバンコク店は「アニメイト」の名前を冠しているものの、プロジェクトの広がりはアニメイトだけにとどまらない。店舗を運営するanimate JMA Co.,Ltdは、2015年9月に設立された株式会社ジャパンマンガアライアンス(JMA)の全額出資の子会社にあたる。
ジャパンマンガアライアンスは、アニメイトのほかKADOKAWA、講談社、集英社、小学館の国内大手出版4社が出資する。同社の目的は日本の大手出版社とキャラクターグッズ販売の大手であるアニメイトが手を組むことで、海賊版でない日本のマンガやアニメの作品、そしてグッズを海外に届ける。いわば日本カルチャー海外展開の先兵にあたる。
JMAの最初の取り組みがアニメイトバンコク店というわけだ。オープンセレモニーには、現地の関係者とJMAに出資する5社の代表も登壇した。

オープンにあたっては、商品以外のエンタテイメント性も充実させている。6日にはタイの有名コスプレーヤーYuegene Fayeが登場し、7日には日本から人気アーティストのMay’nが訪問、サイン会などを実施して現地を沸かせた。
また催事スペースでは、日本で人気のキャラクターショップ麦わらストアバンコクが期間限定オープンしている。商品を売るだけでなく、イベント性を盛りあげる。日本の小売りが得意とする手法が、アニメイトバンコク店の強みになりそうだ。

JMAがプロジェクト第1弾を、日本マンガが広く普及している台湾や香港、シンガポールでなく、バンコクとしたのは挑戦的であった。しかし、逆に同店のオープンの成功は、タイにも日本マンガ、アニメのファンが多くおり、商品に対する潜在的ニーズが高いことを示したことになる。
これは人口6700万人のタイは勿論だが、マレーシア、インドネシア、ベトナムといった日本の正規商品がまだ十分に流通していない周辺の成長国での展開も期待させる。そうした点からも、アニメイトバンコク店は貴重な第一歩となる。
[数土直志]

アニメイトバンコク店(animate Bangkok store)
面積: 560m2(170坪)
アイテム数: 3万点(内書籍 1万5000点)
商品個数合計: 約7万個(冊)
所在地: MBK Center 7階、7th Floor, 444 Phayathai Road, Wang Mai, Pathumwan, Bangkok 13330、Thailand
営業時間: 10:00~21:00

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]
《アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》

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