--河西さんはどうですか?三日月が変わったポイントはどこにあると思いますか?
河西
行動はずっと一緒なんです。オルガに何かやって欲しいと言われたらそれをやる、敵が攻めてきたら仲間たちを守るために出撃する。
その中で少しずつ自分のできることを見つけはじめています。第6話でクーデリアから字を教わったりとか。そこで初めて人を殺すといった手段じゃなくて、自分の夢だった農場がもしかしたらやれるかも知れないと考えます。字を教えるよというクーデリアに対して、「オレ、やってみようかな」って。ちょっとした変化がそこでありました。
ただ三日月の大元は変わっていなくて。吸収したけれどブレはないと僕は感じます
--だんだん柔らかくなってきたかなという印象はあるのですが、それは演じている時に感じられますか?
河西
たぶんそれは、環境が変わってきたからだと思います。これまではずっと空気が張りつめて、臨戦体勢を取っていたんじゃないかな。
それが、クーデリアと出会い、鉄華団を立ち上げて、名瀬やタービンズの人たちに出会ったり、そして戦闘をずっとするわけでもない、ふっと息を抜く瞬間が、物語が進むにつれて増えていった結果なんだと思います。
--三日月とオルガはこれからまだまだ変わっていくと思いますか?
細谷
変わりますよね。絶対。ストーリーには何らかのドラマがつきものだから。それが起こることによって変わっていくはずです。これからも先は長く、どんどん盛り上がりますからね。変わっていくんじゃないですかね。
河西
そうですね。まだまだ変わっていくと思いますので、引き続き『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』を応援していただければと思います。
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