舞台「弱虫ペダル」想いをつなぐ、出会いを大切に育む、巻島&東堂の友情物語 2ページ目 | アニメ!アニメ!

舞台「弱虫ペダル」想いをつなぐ、出会いを大切に育む、巻島&東堂の友情物語

高浩美の アニメ×ステージ&ミュージカル談義 ■ 新メンバー、新キャラクターも加わっての第7作目

連載
注目記事
(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
  • (C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
  • (C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
  • (C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
  • (C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
  • (C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
なお、ゲネプロ前に会見があった。巻島裕介役の廣瀬智紀、東堂尽八役の北村諒、小野田坂道役の小越勇輝、真波山岳役の植田圭輔が登壇した。

まずは名古屋公演を終えての感想、廣瀬は「今回は僕と北村くんをメインに描いていただいて、よりいっそう身が引き締まる公演。フォレストホールという大きな劇場で、お客さんの前で公演できたことが、ひと安心というところでした。いいスタートを名古屋で切れたので、すごく気持ちよかったです」とコメント。東京公演も今回はTOKYO DOME CITY HALL、こちらは席数はおよそ3000。フォレストホールはおよそ2300。これだけのキャパの劇場なら盛り上がること必至だ。

また廣瀬とともに座長を務める北村は「インターハイ3日目という山場を越えてまた新しい『弱虫ペダル』をやれるということで、僕らにも予想がつかなくて。でも名古屋のお客さんの温度を感じ、それを持ってきて、しっかり東京で走れたら」とコメントしたが、いつになく熱い芝居をしていたのが印象的であった。
今回、舞台『弱虫ペダル』初参加となる小越は、「どんなふうになるんだろうと不安もありながら稽古をしてきて、自分では初めてのこともたくさんあったんですけど。舞台上に立ったときに改めて『この作品はお客様と一緒に作り上げてる作品なんだ』と実感、楽しく名古屋の舞台に立たせていただくことができました」と語ったが、なかなかどうして、ラストの『恋のヒメヒメぺったんこ』を歌ってる時は誰よりもノリノリであった。

また見どころについては北村は「今回は『出会ってつなげる』というのがテーマで、それが巻島と東堂のお互いにあって。僕は箱根学園として、東堂尽八として、真波につなげる、という、総北と箱学の色の違いをしっかりと見せられたらと」と語る。小越は「2人の先輩の友情や絆も見どころですし、その先輩たちが坂道や山岳、次の世代にバトンを渡していく……そういうところも見ていただけたら。
また、普段の関係性も見れるのでは」と語り、対する植田は「真波としては新しい相棒の小越くんを迎えて、自慢のライバルと胸を張って言える。そこも楽しみにしていただけたら」と語るが、今後の小野田&真波も期待出来そうだ。

観客に向けて植田は「今回は公演数も最多で、観に来てくださる皆様に身体の心配をさせる役者はなかなかいないと思うんですが(笑)、私たちはそのような集団です」と笑いを交えて語りながらも「その熱量や本気で走ってる姿が、一生懸命になればなるほど皆さんにも届くと、それだけを信じてやってきました。2人の座長の背中を見て、タイトル通り頂上を目指してがんばっていきたいです」とコメントしたが、本当に観ているほうまで筋肉痛に見舞われそうなくらいの走りっぷり。そして廣瀬が「自転車は過酷さも……。なんだっけ???」と詰まる場面もあったが、そこはチームワークの良さをアピールするかのごとく、横から北村と植田が「困難も」と助け舟。これを受けた廣瀬は改めて「自転車は過酷さも困難も、本当に楽しさに変えてくれるんです。そういう皆さんが応援してくれるパワーや自転車の楽しさを、皆さんにお伝えしたい」と語り、会見は和やかに終了した。

11月8日に行われる大千秋楽公演は、ライブビューイングも行われるが日本国内だけでなく台湾等でも実施される。海外でも舞台『弱虫ペダル』が疾走する日も近い。

『舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~ 』
【名古屋】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 2015年10月8日(木)~12日(月・祝)
【東京】TOKYO DOME CITY HALL 2015年10月22日(木)~25日(日)
【大阪】梅田芸術劇場 メインホール 2015年10月29日(木)~11月3日(火・祝)
【福岡】キャナルシティ劇場 2015年11月7日(土)~8日(日)

(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会
(C) 渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、ディー・バイ・エル・クリエイション
《高浩美》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集