2015年4月4日から、期待の大型テレビアニメシリーズ『終わりのセラフ』のテレビ放送がスタートする。首都圏はTOKYO MXで22時から、関西圏はMBSで25時58分から、さらに5日以降はテレビ愛知やBS11、AT-Xなどに続く。『終わりのセラフ』は、「ジャンプスクエア」(集英社)に連載中の人気マンガを『進撃の巨人』や『鬼灯の冷徹』などのヒット作を世に送り出すWIT STUDIOがアニメーション制作を担当する話題作だ。突然現れた吸血鬼たちとの戦いに身を投じる優一郎や、彼の幼馴染であるミカエラらの運命を描く。いよいよ放送開始とファンの期待が高まる中で、4日朝には朝日新聞朝刊に『終わりのセラフ』が大きなサプライズと伴に登場した。なんと15段抜きの大型広告で本作が登場した。しかも、キャラクターデザインの門脇聡が描き下ろしたイラストを、草野剛デザイン事務所がその線画の勢いをそのまま生かした迫力のビジュアルだ。しかもこのイラストは新聞の発行されている地域によって、3ヴァージョンあるという。地元の新聞だけを呼んでいるとなかなか気づかない凝った仕掛けになっている。まず、関東と東北、甲信越の東京本社版は、百夜優一郎が剣を構え挑みかかる迫力ある姿。近畿、四国、中国の大阪本社版はミカエラが正面を見据えて決意の大きさを感じさせる。東海地方の名古屋本社版、そして北海道支社、西部本社(九州沖縄)は日本帝鬼軍・吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の中佐グレンである。こちらは同じ剣を持つものの優雅さを感じさせる。3ヴァージョンを用意する豪華さと同時に、掲載地域がそれぞれのキャラクターの縁の血に設定されているのもポイントである。百夜優一郎の所属する日本帝鬼軍は東京に拠点があり、ミカエラは京都の吸血鬼都市に住む。グレンは名古屋の組織の出身だ。こうした大型広告は、『終わりのセラフ』への期待の大きさも示していそうだ。作品は日本国内だけでなく、さらに海外にも広がる。すでに北米、英国、ドイツ、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、中国、韓国での日本と同時配信も決定しているほどである。番組は4月より1クール(3ヵ月)放送、その後10月より2クール目に突入する。全24話で優一郎、ミカエラ、グレンらの運命を描く。アニメ『終わりのセラフ』アニメ公式サイト http://owarino-seraph.jp 原作公式サイト http://owarino-seraph.comアニメ『終わりのセラフ』(C)鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社・終わりのセラフ製作委員会
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